出版社内容情報
毎日8時間以上もセリフと格闘している宮藤官九郎が、思わず「え、なんでまた?」と聞き返したくなる名&迷セリフをエッセイに。
内容説明
NHK連続テレビ小説『あまちゃん』、映画『中学生円山』、TVドラマ『11人もいる!』…思わず聞き返したくなるあのセリフは、ここから生まれた!宮藤官九郎がTV、舞台、音楽、映画、地元で耳にした名セリフ&迷セリフ80個。
目次
テレビの「え、なんでまた?」
舞台と音楽の「え、なんでまた?」
日常の「え、なんでまた?」
映画の「え、なんでまた?」
地元の「え、なんでまた?」
かんぱの「え、なんでまた?」
著者等紹介
宮藤官九郎[クドウカンクロウ]
1970年生まれ。宮城県出身。脚本家、監督、俳優。91年より大人計画に参加。「ウーマンリブ」シリーズでは自ら作・演出を手がける。2001年、映画『GO』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞など多数の脚本賞を受賞。以後、『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』、ドラマ『流星の絆』『うぬぼれ刑事』など、次々と話題作の脚本を手がける。パルコプロデュース『鈍獣』で第49回岸田國士戯曲賞、映画初監督作品『真夜中の弥次さん喜多さん』で05年度新藤兼人賞金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
84
色々な場面で耳にした迷セリフの数々再びです。クドカンの日常を見ているようで面白かったです。耳にしたことから考えていることなどが伝わってきます。言葉を仕事にしているからこそ言葉に対して思うことが人より振れ幅が大きいのでしょうね。でものほほんとしてゆるさがあります。どんなときでもクドカンワールドがあってクスリとさせられました。ワンパターンでも楽しめ、肩の力を抜いて読める感じがいいです。2015/07/06
ぶんこ
57
著者初読みです。何となく抱いていたイメージ通り?ちょっとおかしいけど普通の優しいお父さん。娘さん愛が満載で微笑ましい。武道館コンサートまでやるミュージシャンでもあったとは、そして舞台にもたたれているとは多才です。恥ずかしながら「あまちゃん」の作者とは知りませんでした。凄い人なのに、自転車でかんぱちゃんをお迎えに行ったりと好感度大。面白かったです。2017/10/02
あっ!chan
44
初読み!自分にとって宮藤官九郎といえば、やっぱり脚本家であり「あまちゃん」だけど…これを読んだら、役者としてミュージシャンとしても活躍していたんだ。楽しいエッセイ(多少面白さにばらつきがあるけど…)が続くけど、面白さの秀逸なのは娘自慢、5歳にして個性的ですでに女子の片鱗を見せる彼女の姿を親目線で愛情持って書いているので微笑ましかった。そしてその子にしてこの親ありで、若い時からやっぱり片鱗ありなんだなぁ〜2017/09/16
したっぱ店員
44
寝しなに少しづつ読んではくすくす笑っていた1冊。クドカン愛娘、かんぱちゃんに私も「かんぱじゃねーし!」と言ってもらいたい~。面白かったんだけど、「あまちゃん」話がもっと読めると期待してたので、ちょっとそこは残念・・って、いつまであまロスなんだ私(汗)。2015/02/06
ゆにこ
41
リア充を「りあみつる」と読んでた話が笑えました。やくみつるみたいwあだち充も出てきて、次からニヤニヤしてしまいそうです。2014/03/02