出版社内容情報
「一億総懺悔」を説いた宮さま宰相はいかなる人だったのか。問題児の前半生と皇室の切り札としての戦中の実力者ぶりを描く傑作評伝。
内容説明
鈴木貫太郎内閣を引き継いで、戦後初の首相となった東久迩宮稔彦王。日本の危機には「切り札」として、いつもこの名前が出た。日米開戦の直前には、東条英機も東久迩宮を首相にと望んだ。明治天皇の皇女を妃とし、陸軍軍人として重きをなす。その一方で、臣籍降下騒動、女性問題、右翼との危険な関係を抱える。その仰天の人生を初めて明らかにした傑作評伝。
目次
生母と「弟」
やんちゃな少年
東久迩宮家新立
フランス滞在七年間
不毛な闘い
臣籍降下騒ぎ
側近たちの運命
昭和の動乱の中で
怪しい交際と大陸出征
幻の総理大臣
戦時下の防衛総司令官
五十日間の内閣総理大臣
享年百二
著者等紹介
浅見雅男[アサミマサオ]
1947(昭和22)年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。皇族、華族を軸とする近・現代史の研究・執筆に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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