出版社内容情報
日本中を興奮の坩堝にまきこんだ長与千種とライオネス飛鳥。そして彼女らに涙した全ての少女たち。あのときとそれから。真実の物語。
あのとき少女だった
あのときを共に生きた
長与千種とライオネス飛鳥、そして彼女らに涙した全ての少女たち、その25年間の物語
もっと強くもっと自由に!
1985年8月28日、巨大な大阪城ホールを満員にしたのは、十代の少女たちだった。
少女たちの祈るような瞳がリング上の一点に注がれる。
二人は、私たちの苦しみを背負って闘っている。
あの二人のように、もっと強くもっと自由になりたい。
長与千種とライオネス飛鳥と、そして二人に熱狂した少女たちのあのときそれから、真実の物語
1985年のあの日、私はリングを一心に見つめる少女の一人だった。
「読み進めていくうちに体が熱くなり、読後も2時間ほど短パン姿になって、冷たい体を横たえなければならないほどだった。」(小説家・樋口毅宏)
「面白すぎる。女子プロファンでもない私だが、途中で読むのを中断するのは不可能」(ノンフィクション作家・生島淳)
「やはり面白い。これはもっと長く書きたいのだろう」(水道橋博士)
雑誌「ロール読物」に元型となる100枚のルポが掲載されるやいなや熱く語られた「クラッシュ・ギャルズとその時代」を描いたノンフィクション300枚を加筆のうえ、堂々の単行本化!
内容説明
一九八五年八月二十八日、巨大な大阪城ホールを満員にしたのは、十代の少女たちだった。少女たちの祈るような瞳がリング上の一点に注がれる。二人は、私たちの苦しみを背負って闘っている。あの二人のように、もっと強くもっと自由になりたい。長与千種とライオネス飛鳥と、そして二人に熱狂した少女たちのあのときとそれから。真実の物語。
目次
観客席の少女
置き去りにされ
光輝くエリート
赤い水着
青い水着
親衛隊
引退
現実と向きあう季節
新団体
冬の時代に
夢見る頃を過ぎても
そして誰もいなくなった
クラッシュ再び
著者等紹介
柳澤健[ヤナギサワタケシ]
1960年東京都生まれ。83年3月慶應義塾大学法学部法律学科卒業。空調機メーカーをへて84年に文藝春秋中途入社。編集のみならず、執筆もよくてがけ、その文章のうまさと着眼点のユニークさには定評があった。2003年7月に退社。アリ戦、ルスカ戦など、アントニオ猪木が1976年に戦った四つの異種格闘技戦から、プロレスとは何かを描いたノンフィクション『1976年のアントニオ猪木』(2007年)でデビュー、高い評価を得る。月刊文藝春秋に「時代を創った女 松任谷由実」を寄稿するなど、独特のテーマ選択と筆致でファンは多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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