出版社内容情報
出でよ、英雄! コロコロ替わる政治家、海老蔵の挙式と事件、キャンドル・ジュン……毀誉褒貶の激しい男達を尻目に今日も楽しい日々。
内容説明
この世の理不尽の八割は男と女のことである。不景気や人の批判なんか恐れるな。男も女もやんちゃで行こう。読んで、食べて、話して、考える、ハイスピード&ハイパワーな日常エッセイ。
目次
クチバシの長い女(まだ大丈夫;人の器量;ビッグになって… ほか)
それなのに君ときたら(みんなの幸せ;メンテナンス;心中しなさい ほか)
罪のない者が石を投げよ(私のお気に入り;意地っぱり;“国民作家”の旅 ほか)
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞。現代小説、歴史小説、エッセイと、常に鋭い批評性を持った幅広い作風で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆにこ
42
林さんのように、沢山稼いで沢山使う人ばかりなら日本の景気も良くなるのではと思いました。2014/09/12
myunclek
36
自信満々で生きてるんだと思いきや、意外に他人の評価を気にしたりとか、可愛い所もチョロリと垣間見せたりする林真理子。執筆の時代背景が古いから現代との乖離があるものの、概ね楽しませてもらいました^ ^2017/01/23
ミカママ
33
たまたま文春のエッセイ集が続けて手に入ったので、これも一気に。毎回思うんだけど、これをん十年の間、毎週毎週、すごいなぁ、と。内容にマンネリ(美食+ダイエットの繰り返しとか)が出てくるのは仕方ないし、巻頭で広げた風呂敷が、ラストでちゃんと回収されるところが素晴らしいです。2013/08/12
はな
28
やっぱり林真理子のエッセイは面白い。美味しいもの食べて、色々出かけてるのを読むのが楽しい。書いてあるお話に共感できる事も多く、わたしはこの方のエッセイが1番好き。 2024/05/09
魚京童!
26
今や、新刊書を買ってくれるのは、いわゆる「本オタク」の人か、「話題だからと買ってみて、読まない人」なんだそうな。2014/03/03
-
- 和書
- 組織再編ハンドブック