明治宮殿のさんざめき

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163739007
  • NDC分類 288.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

空襲で焼失した皇居の中の豪壮な宮殿と、天皇から女官までの息遣いを再現した溜息の出るような暮らしぶり。これが真実の皇室の姿だ。

内容説明

「みやび」と「モダン」が無理なく同居する明治宮殿の十二ヶ月を、テクニカラー映画のごとく豪華絢爛「宮廷絵巻」として描き、天皇皇后から女官たちまでひとりひとりの息遣いを伝えてくれる。ツイッター感覚で立ったまま和歌を詠む天皇陛下。気くばり上手でユーモアたっぷりの天皇は、しっかり者で、姉さん女房の皇后を「天狗さん」と冷やかして呼びかける―。NHK「坂の上の雲」の宮廷シーンの時代考証を担当した才女により、明治宮廷の微笑ましき暮らしぶりが軽やかな筆致で再現される。

目次

第1章 初音
第2章 花宴
第3章 蛍
第4章 紅葉賀
第5章 澪標
終章 雲隠

著者等紹介

米窪明美[ヨネクボアケミ]
1964(昭和39)年、東京都生まれ、学習院大学文学部国文学科卒。現在は、学習院女子中・高等科の非常勤講師として作法を教えている。近代宮廷のシステムに興味を持ち、それを具体的な儀式の作法から探り、解明する研究を続けている。NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」において宮廷関係の歴史考証に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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