出版社内容情報
ボランティアで預かった青い目の子犬スキッパー。盲導犬テストには落ちたけれど、ミラノで爆発物探知犬になり大活躍! 親子で読める。
内容説明
ボランティアで預かったあおい目の子犬、スキッパー。盲導犬のテストには落ちたけれど…。ミラノの空港で爆発物捜査犬となり、大活躍したラブラドール・リトリーバーの数奇な一生を、パピーウォーカーとして育てた家族が綴る愛情あふれる物語。読み聞かせに最適。小学校高学年からは一人で読めます。
目次
スキッパーのけが
アメリカ生活のはじまり
パピーウォーカー・プログラム
スキッパーがやってきた
子犬と暮らす
6つのコマンド
スキッパーどこへでも行く
テストを受ける
警察犬としての卒業式
再会のとき
おうちに帰ろう
たのしい引退生活
再びアメリカへ
著者等紹介
藤崎順子[フジサキヨリコ]
1955年、東京生まれ。上智大学文学部史学科卒業。外務省勤務の夫の転勤に伴ってインドネシア・イギリス・スイスで暮らす。現在アメリカ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mari
8
海外でのパピーウオーカー体験。盲導犬にはなれなかったけど、優秀な警察犬に。老後はパピーウオーカーの元で。スキッパーは幸せだったと思います。2017/12/21
YYOSHIDAA
4
忘れないこと、関わり続けるということ。スキッパーの生き方はなんだかね、芯が通ってる。そんなスキッパーの魅力に関わった人は、簡単に離れることができないのだろうか。最期も彼らしく、バディと共に虹を渡った。かっこいいぜ。2015/08/12
まみりん
3
盲導犬に向いてないとわかった後、警察犬の訓練で才能を認められ、立派な警察犬となったスキッパー。彼を取り巻く人々の温かさを感じることができる一冊です。海外の犬を取り巻く環境の違い(犬税や尊厳死について)には興味を持ちました。「読み聞かせに最適。小学校高学年からは一人で読めます。」とありますが、たしかに子供にオススメしたいですね。2013/05/02
カエル氏
1
スキッパーの可愛いこと!ドッグフレンドリーなアメリカ…やっぱりスケールが違う。盲導犬に向いてないと言われて怒る気持ち…分かるなー。2022/07/19