出版社内容情報
フジテレビ「とくダネ！」のリポーター横野さんと朝青龍の取材バトル。「大嫌い」な朝青龍が素顔を少しずつ見せるも……結末は！？
内容説明
稀代の横綱と最前列でマイクを向けるレポーターとの７年半にわたるバトル！バトルのあとに朝青龍は何を残したのか。
目次
猛稽古でつかんだ大関昇進
横綱昇進と結婚発表
旭鷲山騒動
気がつけば７連覇
一人横綱ゆえの品格論
起こるべくして起こったサッカー騒動
謹慎中のモンゴル帰国騒動
ついにモンゴルへ
朝青龍問題が生んだ取材パス没収事件
日本中が注目した謝罪会見
大人気の復活巡業
ヒール誕生
「死ね、この野郎」
八百長裁判
正念場での初の歩み寄り？
記者との飲み会での離婚告白
負けず嫌いな横綱の質問
２００９最後の夏巡業
暴行騒動の真相
運命の引退
白鵬の涙、二人の関係
引退直後のハワイ旅行とモンゴル凱旋帰国
密着取材で見せた素顔
野球賭博問題の中で思うこと
著者等紹介
横野レイコ［ヨコノレイコ］
１９６２年、大阪市生まれ。奈良のケーブルテレビの契約アナウンサーを辞め、上京。フジテレビ『３時のあなた』のリポーターを皮切りに『おはようナイスデイ』を経て、現在は『とくダネ！』のリポーター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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おかむら
25
フジテレビとくダネのレポーターによる、やんちゃ横綱朝青龍ワイドショー報道史。横綱の品格的には問題はあったのかもしれんが、それはその前の横綱貴乃花があまりに出来杉くんだったせいとか初の外国人横綱への風当たりもあるのかなー。内舘さんに嫌われまくった朝青龍がちょっと不憫になったわ。高砂親方の「お肌つるつる」発言は懐かしかったわー。なごむわー大ちゃん。あと令和のいま読むと相撲記者が男性がほとんどなので女性レポーターに対してナチュラルにセクハラしてるのが目につく。2023/08/20
Tomomi Yazaki
20
朝青龍引退。ああとうとうか、という複雑な思いでそれを見ていた覚えがある。これはそんな騒動を、リポーターでもある一人のスー女が一冊にまとめた本です。朝青龍はその急成長の過程でプライドと驕りが融合し、手が付けられなくなる。親方の言うことも聞かずとうとう２か月の出場停止に。それでも懲りず、謹慎中にも関わらずモンゴルへ帰ってしまう。わがままにもほどがある。そんな朝青龍も、本書での著者とのやり取りを見ると意外な優しい一面も。そう、今思えば悪ガキだった朝青龍も、どこか憎めない、意外と魅力的な力士だったのだと思います。2023/01/13
スプリント
3
日馬富士暴行問題でよく見かけるようになったジャーナリストによる朝青竜を追ったルポです。報道陣に敬意を払えと言うつもりはまったくないですが横綱になると横柄になるようですね。2018/01/13
ともも
3
善人のときと悪人のときの差がありすぎる残念な人。もうちょっと自重できる能力があったらよかったのに。でも、本著と読んで、大嫌いから嫌いに変わった。2011/01/24
katta
3
朝青龍を引退させなければ、今の相撲の凋落はなかったと思うと、あの騒動は本当に残念だったと思う。確かにやんちゃで型破りな横綱だが、それを面白がる余裕がなかったものか？「漢書」「宋名臣言行録」によれば、「水至って清ければ、則ち魚なし。人至って察なれば則ち徒なし」憎めない人だよなあ。2010/10/26
