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出版社内容情報
平凡淡々の暮らしにこそ、妙味と滋味が。プロ・アマ競演。人生劇場の特等席にご案内。昨年発表のエッセイから50篇を厳選しました。
内容説明
そぞろ歩きの余禄を描く表題作ほか、漬物は幸せのバロメーター、高知はパスポートのいらない外国など、プロ・アマ競演。毎日がいとおしくなる名随筆、五十一篇。
目次
漬物は幸せのバロメーター(「もし」の世界で(藤原美子)
貧困と無知=『どぶ』(出久根達郎)
女優とは、優れた女と書く(岡田茉莉子) ほか)
龍馬とはちきん(私の収穫(梯久美子)
インディアの夜と薔薇(谷崎由依)
オホーツク流氷祈願祭(青田昌秋) ほか)
散歩とカツ丼(往き、往く道(志村ふくみ)
『忘れられた日本人』(佐野眞一)
救急車への上手な乗り方(矢吹清人) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mame
5
短いエッセイがたくさん。気になるものだけ拾い読みした。2025/03/12
kinkin
4
一度に読まずに、毎日ひとつのエッセイを読んだ。短いエッセイだが 様々な人生や世界が詰まっていると思う。2013/11/14
yukioninaite
2
再読であります。食い意地がはっている私はカツ丼は食べたい、しかし胃にもたれるな、ということを思うような年になってしまったことを永井荷風がどんな感じで食べたのか、を思ってほっこりしました。2016/02/06
OHモリ
2
〇2009年に発表されたエッセイの中から選ばれた120編のベストエッセイ集 ●なのでつまみ食い読みですけど、心にひっかかったのは・・・ 〇「映画は場面場面を楽しむたちで、物語はどうでもよい主義だから・・・」(「貧困と無知=『どぶ』」出久根達郎)●そういう見方もありですか、読書も同じ?新鮮な考え方でした! 〇「大ばくち元も子もなくすってんてん」(「私の収穫」(梯久美子)●終戦後に自決した右翼のおっさんが黒板に書いていた辞世の句ですが、敵ながらあっ晴れみたいな清々しさも感じてしまいます。多分不謹慎!?でも戦後2014/01/08
ようこ
2
作家や文筆でたべている人だけでなく様々な人たちの日常や感動を切り取ったエッセイ集。毎日すこしずつよんだ。2013/05/08