ぶらり日本史散策

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163722900
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

新発見の山本五十六の恋文から聖徳太子、坂本龍馬まで登場。日本史の一場面を訪ねて、ユーモアたっぷりに解説した歴史こぼれ話集。

内容説明

歴史探偵・半藤一利ならではの、“遊びの精神”に満ちた、クスッと笑ってためになる、60本の日本史エッセイ集。

目次

第1部 昭和史巷談(隅田川の橋と軍縮会議;7割海軍の亡霊;「昭和維新の歌」をめぐって;チンは重心を失えり;立ちション裁判ばなし ほか)
第2部 日本史閑談(日本の縁起めでたい「八」;孤独なる川屋のほとり;温泉・聖徳太子の時代から;大海人軍に伊勢の「神風」;紫式部さんの名言から ほか)

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
作家、歴史探偵、エッセイスト。1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝術秋に入社、『週刊文春』『文藝春秋』の各編集長、専務取締役を経て、文筆業に。93年『漱石先生ぞな、もし』で新田次郎文学賞、98年『ノモンハンの夏』で山本七平賞、2006年『昭和史1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』で毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

39
著名な歴史による、江戸〜昭和の近代をメインに歴史上の出来事についてのエッセイ集。独特な文体に最初は戸惑ったが、歴史に疎い人でも「なるほどそうだったのか」となるように平易な内容に仕上がっているところに、物書きとしてのずば抜けた力量を感じる。 印象に残った話は、東条内閣が誕生する会議の話。ここが、日本が無謀な戦争に突入する契機になったと筆者は指摘するが、その描写では余りに中身のない会話に終始していて、やるせない思いがした。そんな想いも含めて、歴史から学ぶことは多々ある。やはり、「賢者は歴史から学ぶ」は正しい。2018/10/12

とみやん📖

7
半藤さんのこの手のエッセーは、気軽に読めて、エピソードなどを通じ歴史の教訓も学べて為になる。休刊となった雑誌「遊歩人」の連載をまとめたものというが、私自身、その存在に気づかず、読んだこともなかったので、残念な気持ちになった。 海軍や官軍がお色気により骨抜きにされた話や俳句の話が特に印象に残った。2019/10/03

Yuriko Tsuchitani

2
歴史好きにはたまらない一冊。戦時中の小話には胸が痛むが歴史上事実として記憶すべし。他、面白い歴史ネタもたくさんあり一気に読破。2012/09/12

9

2
戦争当時の日本人て、戦争に対して、国に対して、どんな事を思っていたんだろうというのが知りたくて。著者だからこそ出来た本ですね!他の日本史ネタも面白かった!2011/04/04

あきこ

2
楽しくって一気に読んでしまった。もう日本史好きにはたまらない、テストにでない知識だ。このどうでもいいくだらないエピソードが大好きだ。歴史も作家によって説はさまざまだが、その違いもまた楽しい。2010/05/13

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