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出版社内容情報
視点をちょっとずらすと、マンガはもっと面白い。「週刊文春」連載時から好評のマンガ評論がボーナストラックを多数収録して単行本化。
内容説明
『美味しんぼ』の山岡さんと栗田ゆう子の結婚をなげき、『デトロイト・メタル・シティ』をデーモン閣下目線で語り、『ぼのぼの』の激やせを心配、『臨死!江古田ちゃん』Tシャツを着て、「少年ジャンプ」主人公たちの草食男子化を考え、骨川スネ夫の自慢を分類・統計化する。最強のスーダラ・コラムニストが入魂の書き下ろしを加えて贈る、マンガをマンガとしてもっと楽しむためのアイデア68本。
目次
第1章 「面白い」だけでは愛されない
第2章 「キャラ」と「個性」は違います
第3章 彼氏に薦めるマンガ
第4章 「たかがマンガ」といわせてほしい
著者等紹介
ブルボン小林[ブルボンコバヤシ]
1972年生まれ。コラムニスト。2000年「めるまがWebつくろー」の「ブルボン小林の末端通信」でデビュー。「週刊ファミ通」、「週刊文春」などのメジャー誌から、スウェーデンの雑誌や読者数百のメルマガでも連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アマニョッキ
40
再読なり。ちょうど今日のお昼に「金田一少年の事件簿」の犯人目線の漫画が出ていると聞いたとこ。読みたい!金田一と合わせて一気読みしたい!そして現実世界でも全ての現象が伏線であるかのような錯覚に私も陥りたい!「いやいや、事件はまだ解決していませんよニョッキ警部、、、」とひとりごちたい。どうでもいいけど、あまおう(苺)からキン肉マンのビッグ・ザ・武道を思い出すというブルこばのセンスよ。肉欲棒太郎とハットリくんへの考察もね、うむ!天才!2017/08/31
akihiko810/アカウント移行中
18
ブルボン小林(長嶋有)による、マンガに関するコラムをまとめた一冊。印象度B 長嶋有って漫画読みなんだなーとうならせる本。この本で、うめ『東京トイボックス』シリーズを知り全巻そろえた。ま、ブコフで安かったからなんだけどさ。女子に「かりあげくん」をくだりは笑えた。それにしても、今昔と面白い漫画はたくさんあるんだなーと思った2021/03/12
ジョニーウォーカー
17
著者の知人が始めたという「いろいろな漫画の第1巻だけを読む」は面白い試みかも。なんでも(後々)人気が出る作品は1巻からヒキの強さが違うのだとか。そんな話を展開しながら、自らのベスト第1巻は『珍遊記』だと主張するオチに唸った。いつだったかナンシー関が「役ではなく素(本人)の状態の石立鉄男をはじめて見た」とコラムで興奮気味に語っていたが、そういうニッチな視点がハマる人にはとことんハマる漫画評だと思う。苺の「あまおう」を見ると「ビッグ・ザ・武道」を思い出すというのはまったく理解できないけど。2010/07/15
夜の女王
16
マンガ評のエッセイ本。それなりに面白かったが、取り上げられてる漫画がちょっと偏ってる。藤子不二雄(A&F)以外はあまり読んだことのない作品ばっかり!作者絶賛のこぼちゃんも吉田戦車もたまに見かけたら読む程度。この辺は書き手が男性なので仕方ないか。既読マンガの中では「ガラかめ」に出てくる携帯電話への突っ込みには思わずニヤリ。あれだけ長く続いてるのに、作中では時間が経過してないからそりゃ齟齬の一つや二つ出てくるさ(笑)。かと思えば、オノ・ナツメ漫画のカッコ良さに嫉妬?辟易?まぁ負けを認める潔さだけは褒めたい。2018/08/29
はる
16
図書館本。これは読書メーターに来なかったらたぶん出会わなかった本。そして、この本に紹介されているマンガの何編かにも、一生出合うことがなかっただろう。そして、いくつかの作品に対してのことばになかなかならなかった違和感の答えが、きちんと書かれていてびっくり!表紙のハットリくんみたいに、寝転がって本が読めるしあわせがずっとありますように。2014/06/04
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