目次
第1章 嘘のような本当の話―宇宙旅行への招待
第2章 宇宙旅行の意義と便益―経済と産業の観点から
第3章 失われた半世紀―技術開発史の歪み
第4章 宇宙旅行実現のための基本技術―安心で安全な確立した技術
第5章 需要・人気―実現への可能性
第6章 宇宙旅行が作り出す未来と経済効果―宇宙ホテル・そして月面へ
第7章 宇宙への進出―「スペース・ルネッサンス」という考えかた
第8章 日本の将来への貢献―子ども達への明るい将来の道しるべ
第9章 サブオービタルからスタートを
著者等紹介
コリンズ,パトリック[コリンズ,パトリック] [Collins,Patrick]
教授。1952年にイギリスで生まれ、ケンブリッジ大学で理科および経済学を学び、太陽発電衛星および宇宙旅行の経済性についての研究をおこない、これらの研究者として活躍しており、現在は日本の麻布大学で環境経済学を教えている。1990年代には日本で宇宙航空研究開発機構(現JAXA)の統合前の前身である宇宙科学研究所(旧ISAS)、航空宇宙技術研究所(旧NAL)、宇宙開発事業団(旧NASDA)のそれぞれで何年中働いた経歴をもつ。現在はNPO法人「日本宇宙旅行協会(SSTJ)」の会長としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2022/12/28
Max
0
経済学の観点で宇宙旅行の必要性を説く筆者。日本の各産業の優位性が失われつつある現状を宇宙技術で再生させようと提唱する試みが興味深い。現段階では、バージン•アトランティック社などのサブオービタルが実用化に最も近く、アマゾンなど欧米民間企業が既に産業化を始めている。日本のは未だ既得権益に阻まれ産業化の検討すら出来ずにいる。ガンダムのコロニーなど夢見ていたような事が、実現されつつある技術革新にも触れていたり面白ろかった。夢や希望があり、一見実現困難なイノベーションチャレンジこそ次世代に必要。2014/05/09
-
- 電子書籍
- 艦隊これくしょん -艦これー 電撃コミ…