ハビビな人々―アジア、イスラムの「お金がなくても人生を楽しむ」方法

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163722009
  • NDC分類 292.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「ハビビ」とはアラビア語で「仲のいい関係」の意味。インドから中東を旅した著者が、貧しくも楽しく生きる人たちの生々しい姿をレポート。

内容説明

インド、エジプト、イラン、モロッコ、シリア…。広ーい世界をゆっくり回って見つけたハッピー・ライフの数々。

目次

第1章 アジアの底辺に生きる
第2章 不況が関係ない人々
第3章 ボッタクリの人々
第4章 食い物からみたアジアの人々
第5章 ハビビな人々
第6章 エンディング―日本はどれだけ裕福か

著者等紹介

中山茂大[ナカヤマシゲオ]
1969年、北海道深川市生まれ。上智大学文学部卒。在学中(探検部)、南米大陸6000キロをロバとともに縦断。出版社勤務の傍ら、『ロバと歩いた南米アンデス紀行』(双葉社)を著し独立。旅行ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sonomi

5
タイトルからしてもっと気軽に読めるイスラム体験談本かと思っていたが、意外に「ハビビ」な人々について真面目に考察されている。豊かさって何なんだろう、と考えてしまう箇所がたくさんあった。冒頭の、著者がネパール人青年に言われた「オマエが日本に生まれたのは、ホントにホントにホントにホントに、ものすごくラッキーなことなんだぞ!」の一言が心に突き刺さって忘れられない。2010/05/09

katta

4
夫婦ふたりでアジア、イスラムを放浪し、その土地の人々と文化を考察した一冊。お金がないから貧しいわけではないし、何でも知っているからって幸せじゃない。幸福の尺度っていろいろあるのよね。2010/02/16

Mits

3
A アジア・イスラム圏でのユル~い話からちょっとシリアスな話まで。かるーく読むにはもってこい。2013/04/25

ビシャカナ

3
アジアとイスラム世界を旅した著者が語る、貧困と喧騒の中で結構それなりに幸せに暮らすバイタリティ溢れる、ハビビな人々、著者による解釈で「身内主義」な人々をざっくばらんに紹介。序文にもあるが自殺する前に読めば日本の恵まれた生活を省みたり、ノーテンキな人々に感化されて悩みもなくなるかもしれない。しかし内容は散慢で、多くの書籍を引用こそしてるが、個人的体験に基づいてばかりで、裏付けに欠ける著者独自の考察には信憑性が薄い。まぁそんなこと気にせずに日本の常識や近代的なものが通じない世界を楽しめばいいじゃないか2013/02/24

あきとら

3
中近東にいく予定もないし、旅行記をよんでいった気にする。安上がりだー。ただの紀行文でなくて、日本人の気質との違いで感じたことも書かれています。引用されている書物も多いし、いろんな意見を見ることができた。2012/11/17

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