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教授の異常な弁解

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163720401
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

助手、女子大生、女子高生、そして妻。あらゆる女性から軽く扱われる現実。その中で生き延びる道を模索するツチヤ教授苦闘の軌跡。

内容説明

助手、女子大生、女子高生、そして妻。あらゆる女性から軽くあつかわれる現実。その中でサバイバルする道を模索するツチヤ教授「苦闘の軌跡」。

目次

四の章(理由はいらない;認知症の疑い ほか)
面の章(うやむやに終わらせる方法;「もったいない」精神は有害だ ほか)
楚の章(ジコチューがいっぱい;松本教授退職記念パーティ祝辞 ほか)
歌の章(弔辞の書き方;電車で席をゆずるとき ほか)

著者等紹介

土屋賢二[ツチヤケンジ]
1944年岡山県生まれ。官僚を目指して東京大学文科一類に入学するも、考えるところあって哲学科に転向。不動産業を経てお茶の水女子大学に着任。五十歳から日々の苦悩をエッセイに綴る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

51
著者初読。森博嗣「ツンドラ・モンスーン」の解説が面白過ぎたのでチャレンジ。電車の中や喫茶店で爆笑。何なんだ、この人。一見は趣味でジャズピアノを嗜む大学教授による恐妻的自虐エッセイ。でもその実態は・・・それだけだった(笑) いやいや、この方は爪を隠し過ぎてる能ある鷹。本当に時折だけどはっとする名言が潜む。きっと真顔で冗談を云うタイプ。高田純次的にロジックをずらす頭の回転の速さ。哲学者としての著者にも興味津々。でもその前にエッセイをもう何冊か読みたい。笑いを忘れた日々を過ごす皆様にオススメなバカバカしい一冊。2016/02/14

ちさと

31
いつも通り週刊文集の連載コラムを集めたものです。もし土屋先生が出版されていなかったらコラムを集めて綴ってしまったかもしれないくらい面白くて、人に進めたくなります。本書に関しては実は序盤、あまり笑えなくて「ネタ詰まりかな…」と思ってしまいましたが、中盤以降は声を出して笑っていました。日常疑わしく感じる事を肩のこらない文章で、土屋風に批判したりされたりする1冊です。箸休めに、またはメインディッシュにもおすすめ。2019/03/10

mztn

8
某大学哲学科教授のエッセイ. 逆説的というか,皮肉屋というか,なんと形容すれば良いかわからない.でも,こんな教授がいたら間違いなく僕はファンになります.2017/02/16

ハル

5
やっぱり面白い。2011/06/28

スー

3
久々に土屋先生の本を読みました。相変わらず軽妙な語り口の中にも所々哲学的考察が入り心地良い読了感でした。2016/01/10

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