内容説明
「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー」「ムー一族」…昭和のテレビドラマ黄金期を創った著者、最後のエッセイ集。
目次
1 遊びをせんとや生れけむ(神武綏靖;命名譚;悲喜劇・生放送;小田原次ぎ熱海;テレビ畸人伝 ほか)
2 極上の暇つぶし(里わの“わ”;「トミノ」の地獄;地底の歌;父の爵)
著者等紹介
久世光彦[クゼテルヒコ]
1935年東京生まれ。東京大学文学部美学科卒業。東京放送を経て、79年にカノックスを設立、ドラマの演出を手がける。92年「女正月」他の演出により第42回芸術選奨文部大臣賞受賞。93年『蝶とヒットラー』で第3回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、94年『一九三四年冬―乱歩』で第7回山本周五郎賞、97年『聖なる春』で第47回芸術選奨文部大臣賞を受賞。2001年『蕭々館日録』で第29回泉鏡花文学賞受賞。06年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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