出版社内容情報
今だからこそ、日本人にしかできない繊細かつ美しい「ものづくり」を見直したい。活躍する5人のクリエイターを注目の筆者が取材
内容説明
誇るべきブランド、それはNIPPON。「日本のものづくり」に取り組む5人のクリエイター&プロデューサーを注目の著者が徹底インタビュー。メイド・イン・ジャパンは新たなる市場を切り開くことができるのか。
目次
min¨a perhonen 皆川明
NUNO 須藤玲子
SIMPLICITY 緒方慎一郎
Sfera 真城成男
Minobe Artifact 美濃部順一郎
著者等紹介
川島蓉子[カワシマヨウコ]
1961年、新潟県生まれ。早稲田大学商学部卒業。文化服装学院マーチャンダイジング科修了。1984年、伊藤忠ファッションシステム株式会社入社。ファッションという視点から、消費者や市場の動向を分析している。Gマーク審査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メルセ・ひすい
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12. 102 書き下ろし、鼻から日本文化に対する見解が? 本を書くと脳の中身が見える、まだまだ尚早。 A.S恐怖症・・ 文章力・・?? 皆川明 須藤玲子 緒方慎一郎 真城成男 美濃部順一郎 の礼賛と紹介 作品の写真少々 メイド・イン・ジャパンは新たなる市場を切り開くことができるのか? 「日本のものづくり」に取り組む5人のクリエイター&プロデューサーに徹底インタビュー。2010/01/30
koji
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日本の問題は、将来の展望が開けないこと。国際化の中で、日本回帰ではなく、NIPPONブランドの確立は一つの有力な方向性。しかし、採り上げられたNIPPONブランドのスケールの小ささと商業主義の中での埋没感は読後に一層のもどかしさを感じさせる。とは言え、著者の丁寧で粘り強い取材には拍手を送りたい。2010/01/31
ぶんた
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ネットで見かけた皆川明さんの猫のイラストに惹かれて、皆川さんほか4人のデザイナー(?)について書かれているこの本を手に取りました。猫のイラストが載っている訳ではないし、他の方々も知らないし、だったのですが、川島さんの文章が素敵で、デザインと技の世界に引き込まれて読了。デザイナーさん(?)、職人さんがとても魅力的で、建築物、食、ファッション、食器、空間など出てくる作品に直に触れてみたくなりました。2018/01/23