内容説明
珠玉のエッセイ49篇で贈る、マリコの2008年総集編。
目次
芋ミシュラン
ひとり漫才
テレビはありがたい
コスプレの心理
雪降りの日
日本麺紀行
よその国のこと
必要ですか
受験のお宿
三浦アーカイブス〔ほか〕
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞受賞。98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞受賞。現代小説、歴史小説、エッセイと、常に鋭い批評性を持った幅広い作風で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イクト
11
題に惹かれて借りたが、オトコの話は全くでてこない。何処どこいってあーでこーでという感じで面白かったけど、林真理子のオトコの話聞きたかった🥺2024/09/28
ほっそ
9
長年、彼女のエッセイ読んでいるけど、今回はじめて知った、ご主人を紹介してくださった方の存在。受験で上京した時以来、ず~~~っとお世話になったとか。お母様の親友の女性とのことでした。お金持ちらしい。でもなかなかできることじゃない。すごいなあ~~2010/07/30
ネフェルティア
7
図書館本。昔のエッセイだけど面白かった。読書が好きな私は、毎月小説も漫画も買うし、図書館や友人からも借りて、ネットで中古を買う事もあり、常に本と共に生活をしている。「図書館でベストセラーを100冊買うと、近所の本屋さんでベストセラー1000冊売れなくなると言われている。作家は徹底的に本屋さんの味方でなくてはならない」という一文を読んで、今更ながら目から鱗が落ちた。活字離れが進み、本が売れない時代だとよく言われるが、図書館が書店に及ぼす作用まで考えた事がなかった。小さな街の書店を大切にしたいと改めて思った。2015/08/09
anken99
6
今をときめく(?)文春に連載されているコラムをまとめたもの。トイレにおいて、ちょこちょこと読み進めていったが、なかなか面白く読めた。近年の再ブレイク以降、かつての嫌な女感は薄れ、気のいいオバサンといった印象も強いが、親近感を持って読める読み口であった。要所要所に登場する旦那さんが、なんとも味わい深い人間であることをうかがわせる。2016/03/20
きたむらさんえ
6
図書館本。タクシーの運ちゃんにひたすら優しい旦那さんと対照的にナビがついてからというもののイライラしてしまう林さん。また、お弁当を作ると機嫌が良くなる旦那さん可愛らしいと思いました。2015/08/23