内容説明
親の見栄に応えてくれる子供。母とへその緒で繋がったような娘。面接では素晴らしかった青年が入社後、突然変貌した。うつ病のクスリも効かず、上司や同僚を攻撃し始める…。一体、彼になにが起こったのか。読めば読むほど怖くなるあなたを「心の病」の深みに誘うサイコストーリー。
目次
第1章 仮面を脱げない病―若者に流行するうつもどき ディスチミア症候群(すべてが「うつ病」ではない;ディスチミア―それは親にも責任のある病 ほか)
第2章 信念の壁がコミュニケーションを壊す―あなたは部下や子どもの話を聞いていない(コミュニケーションの壁;信念の壁をつくる親子関係の溝 ほか)
第3章 勝ち組という病―鎧を脱げない人生の勝者たち(勝ち組は自らの「鎧」によって「病」をおこす;勝ち組オンナの病 ほか)
第4章 ゴースト=心を縛るコミュニケーションの壁―自らと向き合う時間が足りない(強者が身につける立場という鎧;日本人特有の「お客様は神様」という「病」 ほか)
最終章 仮面を脱ぐ苦痛―私の場合
著者等紹介
海原純子[ウミハラジュンコ]
1976年東京慈恵会医科大学を卒業し、学位を取得。医学博士。同大学講師を経て1984年、東京に日本初の女性クリニックを開設し、女性の心と体の問題を中心に診療にあたる。2005年より白鴎大学教育学部教授、厚生労働省健康大使。2008年ハーバード大学客員研究員。1999年より20年間休止していた歌手活動を再開し、全国でライブを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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