内容説明
テレビ中継も増えてきたメジャーリーグ。しかし華麗なプレーのウラでは、実はとんでもないファンや監督、オーナーが目白押しの世界!!メジャーリーグを愛する著者が、愛情込めて綴る、珠玉のエピソード。
目次
ベーブ・ルースの呪い―レッドソックス・ボストン
牛の糞尿とマフィアと野球―ホワイトソックス・シカゴ
球界出入り禁止のオーナー、スタインブレナー閣下―ヤンキース・ニューヨーク
大都会で野球は誕生した―ヤンキース・ニューヨーク
落伍者のためのチーム―メッツ・ニューヨーク
「LAをやっつけろ!」―ジャイアンツ・サンフランシスコ
嫌なヤツら―個性的な選手・監督たち
おしゃべりテッド・ターナー―ブレーブス・アトランタ
デトロイトの根性野球―タイガース・デトロイト
セントルイス・マジック―カーディナルス・セントルイス〔ほか〕
著者等紹介
ホワイティング,ロバート[ホワイティング,ロバート][Whiting,Robert]
1942年、米・ニュージャージー州生まれ。カリフォルニア州立大学から上智大学に編入。出版社勤務を経た後、フリー・ジャーナリストに。鎌倉市在住
松井みどり[マツイミドリ]
翻訳家。東京教育大学文学部英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もち
1
メジャーリーグの魅力とその空気感が詰まった本。本場の球場で観戦したいなー。選手、監督や球団の面白い小話がいっぱい。2018/12/09
ぱぐびぃ
1
野茂、イチローを始めとする、日本人メジャーリーガーの活躍が目覚ましい頃に書かれたエッセイであるが、メジャーリーグ創成期からの最近までの話題が広く取り上げられていて、既に知っていることも含め、メジャーリーグベースボールの明と暗、陽と陰のエピソードの数々を興味深く且つ楽しく読み終えた。2017/04/25
薫
1
メッツが低迷していたころでも、ヤンキースには観客動員数で勝っていた、という話はなかなか面白かったです 2013/10/07
新平
1
昔の大リーグには伝説がいっぱいある。インターネット時代でそんな資料を日本でも目にすることができるようなった。その道先案内のような本。作者が日本を知っているだけに、翻訳本では無く、やさしい大リーグ・アメリカ案内になっている。2008年までの連載を編集したものだから最新ではないが「伝説」を垣間見ることができる。小学生だった35年ほど前、タイ・カッブなんて数字と名前しか知らなかったもんなあ。2012/12/31