出版社内容情報
『国語、数学、理科、誘拐』に続く塾ミステリー第二弾!「読むと勉強がしたくなる」と話題を呼んだJSS進学塾の面々が帰ってきた。『国語、数学、理科、誘拐』に続く、こころ優しい塾ミステリー第二弾!
「読むと勉強がしたくなる!」と話題を呼んだJSS進学塾の面々が帰ってきました。前作では皆で生徒誘拐を鮮やかに解決しましたが、今作の舞台は、中学三年生のための夏期強化合宿。三泊四日で離島にやってきた先生方と中学生たち。ナイトハイクなどを楽しみながらも、勉強漬けの毎日になるかと思いきや、生徒二人と先生一人が突如姿を消したことで、合宿は不穏な空気に包まれます。
加賀見塾長をはじめとし、英語を直訳したような文章で話す国語・英語担当の月谷優子、体育会系理科担当の本庄拓郎、頭上の大きな水玉リボンがトレードマークの数学担当・織田楓、そして『西川麻子は地理が好き。』シリーズでも活躍中の社会・国語担当の西川麻子と、おなじみの先生方のやりとりも楽しく、こんな先生方なら塾に喜んで通うのにと思うこと間違いなし。
(西川麻子が密かに思いを寄せる一色先生は、今回は香川に研究旅行中)
皆をまとめるしっかり者、加賀見塾長の思わぬ過去も明らかになりながら、いなくなった生徒たちが戻ってくるその裏には、やはり勉強の面白さと人の優しさがありました。
各講師が作ったオリジナル問題「科目クエスチョン」を、生徒たちと共に考えて、頭の体操にもなります。(巻末に詳細な解き方付!)
ますます勉強がしたくなる、好きになる、前作での「勉強をすると人に優しくできる」を引き継ぐ、塾ミステリー二冊目となりました。
青柳 碧人[アオヤギ アイト]
内容説明
勉強すると、余裕が生まれる!漂流したって大丈夫。中学三年生の夏合宿で島にやってきたJSS進学塾の面々。勉強漬けの3泊4日のはずが、不穏な雰囲気が流れ出し…ついには行方不明者が!『国語、数学、理科、誘拐』に続く、愛と感動の塾ミステリー第二弾!
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒。早稲田大学クイズ研究会OB。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイ@2019.11.2~一時休止
takaC
優希
冴子
むつぞー