国語、数学、理科、漂流

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163705927
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

『国語、数学、理科、誘拐』に続く塾ミステリー第二弾!「読むと勉強がしたくなる」と話題を呼んだJSS進学塾の面々が帰ってきた。『国語、数学、理科、誘拐』に続く、こころ優しい塾ミステリー第二弾!

「読むと勉強がしたくなる!」と話題を呼んだJSS進学塾の面々が帰ってきました。前作では皆で生徒誘拐を鮮やかに解決しましたが、今作の舞台は、中学三年生のための夏期強化合宿。三泊四日で離島にやってきた先生方と中学生たち。ナイトハイクなどを楽しみながらも、勉強漬けの毎日になるかと思いきや、生徒二人と先生一人が突如姿を消したことで、合宿は不穏な空気に包まれます。

加賀見塾長をはじめとし、英語を直訳したような文章で話す国語・英語担当の月谷優子、体育会系理科担当の本庄拓郎、頭上の大きな水玉リボンがトレードマークの数学担当・織田楓、そして『西川麻子は地理が好き。』シリーズでも活躍中の社会・国語担当の西川麻子と、おなじみの先生方のやりとりも楽しく、こんな先生方なら塾に喜んで通うのにと思うこと間違いなし。

(西川麻子が密かに思いを寄せる一色先生は、今回は香川に研究旅行中)

皆をまとめるしっかり者、加賀見塾長の思わぬ過去も明らかになりながら、いなくなった生徒たちが戻ってくるその裏には、やはり勉強の面白さと人の優しさがありました。

各講師が作ったオリジナル問題「科目クエスチョン」を、生徒たちと共に考えて、頭の体操にもなります。(巻末に詳細な解き方付!)

ますます勉強がしたくなる、好きになる、前作での「勉強をすると人に優しくできる」を引き継ぐ、塾ミステリー二冊目となりました。

青柳 碧人[アオヤギ アイト]

内容説明

勉強すると、余裕が生まれる!漂流したって大丈夫。中学三年生の夏合宿で島にやってきたJSS進学塾の面々。勉強漬けの3泊4日のはずが、不穏な雰囲気が流れ出し…ついには行方不明者が!『国語、数学、理科、誘拐』に続く、愛と感動の塾ミステリー第二弾!

著者等紹介

青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒。早稲田大学クイズ研究会OB。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

93
JSS進学塾その2。社会は簡単ですが、理科のひっかけ問題まんまと引っかかってしまった。なぜ前作にあった登場人物表が本作ではないの?2018/05/29

takaC

72
うーみゅ。オレとしたことが「ヒポクラテスの月」を見抜けなかった。無念・・・2017/05/23

優希

65
中学生の進学塾合宿というのが何だか懐かしさを感じさせます。所々にクエスチョンがあるので、読者側も勉強になるのではないでしょうか。勉強の楽しみを味わわせてくれる1冊だと思います。2019/12/27

冴子

42
前作に続いてJSS塾の先生たちの出す問題は難しい。こんなの、中学生は解けるんだっけ? 地理と英語は解ったけど。今回も何故勉強するのか、についての蘊蓄が暖かさを感じさせてくれた。漂流に勉強が役立ったわけじゃないけど、人生を面白くするもしないもその人の努力次第って、素敵な言葉だね。2017/08/01

むつぞー

40
『国語、数学、理科、誘拐』の続編です。 今回は夏合宿でタイトル通り漂流が付きます。 「科目クエスチョン」は私もちゃんと考えましたよ。まあ数学は暗算は出来ないのでザッと式を浮かべる程度だけど…。でももちろん正解は出来ませんでしたけどね。 勉強するということはどういう意味があるのか…ということ、子供の頃は何でと誰もが思う疑問への良い答えの1つがここにありました。2017/01/23

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