内容説明
女は復活の時にその真価を試される。結婚して女を上げた藤原紀香さん、離婚しても「元有名人夫人」の肩書きを手に入れた花田美恵子さん、不倫がばれた姫井参議院議員…。女の人生、いろいろあります。「週刊文春」人気エッセイ。
目次
スターの結婚(太眉の人;青い山脈;飲んじゃうぞ;忘れない ほか)
ニュースの中心(山国の少女;人は顔;ダイエットの落とし穴;読みさしの本 ほか)
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞受賞。98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞受賞。現代小説、歴史小説、エッセイと、常に鋭い批評性を持った幅広い作風で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もりの
8
日常のことを中心としたエッセイ集。あんまり好きじゃなくて途中で断念。2017/11/08
LisaYoko
8
書かれている内容は別の世界の人のこととして、あまり深く考えないようにしている。トントンとした小気味よいリズム感のある文章で、サクサク気持ち良く読み進められる。この文章のリズム感は他の作家にはないものだと、惚れ惚れとする。シリーズ読破したい。2014/05/20
バーベナ
5
久しぶりに林さんのエッセイ。1ヶ月の間にフランス・中国・タイと3ヶ国も飛び回る。凄いエネルギーだわ。政治家のゴシップは、電車の中吊り広告に接する機会がある地域か否かで、影響が違ってくるというお話にナルホドっと思いました。2013/03/08
アキ
5
全体的にセレブ臭が漂うのはいただけないが、文章はさすがにプロ。ただ、積極的にもう1冊とは思えない。「まあ、失礼ね、猥談なんかいっさいしてないワ」いくらなんでも、片仮名のワは古すぎる。2011/06/03
Wanibe
5
頭をからっぽにしたくて、久しぶりに林真理子。ミーハー・無知・自己中心というオバサンの特性を何のためらいもなく書き記せるのはこの人の才能。「いつもニュースの中心にいる私」とか、あきれるのを通り越して「この根拠のない自己肯定感はどこから沸いてくるのだろう」と感心してしまう。でも「結婚は本の購入。立ち読み(恋愛)で一章くらい読んで女は購入を決める」はよいたとえだと思った。林真理子とは対極にある「客観・冷静・知性」の酒井順子さんにおもねるようなエッセイが何篇も書かれていて「危機感はあるのねー」と思った。2011/05/15
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