内容説明
「地球は危ない」は本当か?頭を冷やして「環境危機」の真贋を見極めよ。アル・ゴアやIPCCの「不都合な真実」を突く。環境問題を真摯に、かつ楽観的に考えるためのブックガイド付き。
目次
1 人為的「地球温暖化危険論」への疑問(京都議定書の欺瞞―なぜ、消えた「地球寒冷化論」;マイクル・クライトンの問いかけ―環境テロリストが増幅する「恐怖の存在」;温暖化論化する社会―科学を悪魔祓いする恐怖政治;日本は環境先進国の誇りを持て―大失敗の環境政策;アル・ゴア氏は環境十字軍の騎士か―『不都合な真実』の“不都合な真実”)
2 エセ科学としての「地球破滅論」(ダイオキシン、環境ホルモン、遺伝子組換え食品、アマゾン消失…―“木を見て森を見ず”の環境危機論;アスベスト、BSE、浄水器、抗菌、虫捕り禁止…―“環境原理主義”にご注意を;途上国ぶるのは止めよ―「地球破壊」超先進国は中国なり)
3 リサイクルもほどほどに(回収するぐらいなら燃やせ―「家電リサイクル」百害あって一利なし)
環境問題を真摯に、かつ楽観的に考えるためのブックガイド
著者等紹介
武田邦彦[タケダクニヒコ]
中部大学教授。1943年生まれ。東京大学教養学部卒業。名古屋大学教授などを経て現職。日本工学アカデミー理事、文部科学省科学技術審議会専門委員などを務める
池田清彦[イケダキヨヒコ]
早稲田大学教授。1947年生まれ。東京教育大学理学部生物学科卒業。東京都立大学大学院博士課程修了。構造主義生物学の地平から幅広い分野で評論活動を行なっている
渡辺正[ワタナベタダシ]
東京大学教授。1948年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。同大学院工学系研究科博士課程修了
薬師院仁志[ヤクシインヒトシ]
帝塚山学院大学教授。1961年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程(教育社会学)中退。専攻は社会学だがユニークな視点から環境問題にも発言
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
評論家・翻訳家。1964年生まれ。東京大学大学院都市工学科修士課程及びマサチューセッツ工科大学大学院不動産センター修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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