脳と日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163697109
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

二人の賢者が向き合えば、対話は永遠に続くがごとく。
賢者二人があらゆる事象に多面的な視線で取り組んだ一日の対話。脳科学、クオリア、IT社会、宗教、文学などをめぐる知的興奮の極致。

内容説明

二人の賢者が夜を徹してここまで語った。人間とは何か?21世紀の日本人はどこへ向かってゆくのか?編集工学、脳科学からあらゆる事象にアプローチした豊穣なる対話。

目次

第1章 世界知を引き受ける
第2章 異質性礼賛
第3章 科学はなぜあきらめないか
第4章 普遍性をめぐって
第5章 日本という方法
第6章 毒と闇
第7章 国家とは何ものか
第8章 ダーウィニズムと伊勢神宮
第9章 新しい関係の発見へ

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
1944年京都市生まれ。早稲田大学出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、編集工学研究所所長。ISIS編集学校校長。情報文化と情報技術をつなぐ研究開発に携わる。日本文化研究の第一人者

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りえこ

18
とても興味深く読みました。身体感覚や五感がうすれているのは常々感じます。クオリアに興味がわきました。2017/11/28

monado

7
科学をアナロジカルに使いすぎじゃないかと思いつつも、未来を考えるヒントにはなるかも。「現代のつまらなさ」の認識の違いでちょっとバトルところが一番面白い。2013/08/25

halfumi

6
ベース知識に差がありすぎて二人の対談にほとんど付いていけず無念の読了。上澄みだけでもすくえたかなあ、というレベル。2015/04/22

ykshzk(虎猫図案房)

5
科学の人と編集の人、個性の違いが明確に現れている対談で面白かった。聞き上手で話の運びが上手な松岡氏によって、対話が繋がっていく感じ。個人的には、松岡氏の興味深い話を、茂木氏がすぐ科学的な方向へ持って行ってしまうのがたまに残念で、科学を離れて話を続けて欲しいところもあった。「普遍性」についての章では「喧嘩になるか!?」と少しヒヤヒヤしつつ引き込まれてしまった。科学的に説明のつかないものも文学や自然を含めた知のデータベースを駆使して受容していく松岡氏に個人的には賛同。茂木氏、クオリア研究やめてみてもよいかも?2016/09/30

yoh_yoh_tune

4
アタマよすぎて何を言っているのかわからない。しかし部分としては、興味を惹かれるところもあった。2012/11/08

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