出版社内容情報
昭和48(1973)年5月11日、福岡拘置所で一人の死刑囚が刑場に消えた。二宮邦彦、享年48。刑が確定してからの13年間、彼は獄中で目の不自由な人のための点字本を打つことに打ち込んだ。その数、1500冊。最後に取り組んでいたのは『罪と罰』だった。真面目な一銀行員がなぜ死刑囚となったのか。彼が点訳書に託した贖罪とは?
気鋭のノンフィクション・ライターが渾身の取材で執筆した衝撃作。
内容説明
十三年間に千五百冊もの点訳書を仕上げた死刑囚二宮邦彦。極刑を申し渡された人間の孤独な心に迫る渾身のノンフィクション。
目次
第1章 魔術師の記憶
第2章 孤独の信徒
第3章 ヒロシマ
第4章 点訳奉仕
第5章 事実誤認
第6章 では、さようならを申し上げます
著者等紹介
矢貫隆[ヤヌキタカシ]
1951年生まれ。ノンフィクション作家。龍谷大学経営学部卒業。交通問題や医療問題を中心とした執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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