権力の病室―大平総理最期の14日間

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163690803
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

内容説明

最高権力者の入院から死までを描いて、政治と権力の実相に迫る、渾身のドキュメント。

目次

五月三〇日―最後の街頭演説
五月三一日―単なる過労
六月一日―ふとんが重い
六月二日―狭心症
六月三日―愁眉を開いた…
六月四日―「ゼリーが食べたい」
自民党40日抗争
総理大臣は「使い捨て」か
六月五日―「早くゴルフをやりたい」
六月六日―「心筋梗塞」報道の波紋
六月七日―「政」と「医」の相克
六月八日―二分間の会見
伊東正義と田中六助
六月九日―サミット出席は不可能
六月一〇日―はじめての洗髪
六月一一日―「荒唐無稽の噴飯物」
六月一二日―午前五時五四分

著者等紹介

国正武重[クニマサタケシゲ]
1933年愛媛県生まれ。58年早稲田大学第一法学部卒業。59年朝日新聞に入社し、67年東京本社政治部に配属される。以来、佐藤栄作内閣を皮切りに歴代政権を担当した。78年政治部次長、大平内閣の首相官邸クラブ責任者となる。このときの取材体験が本書を生み出した。81年編集委員(政治担当)、93年役員待遇。95年に退職し、現在は政治評論家として活躍している。「湾岸戦争という転回点」で99年度日本記者クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

高木正雄

2
医者と田中六助や伊藤官房長官の攻防が臨場感があった。臨終の後に三木が病室に入れなかったのは大平に対して「後ろめたい」ことがあったのだろう2024/05/17

Toshiaki

0
大平正芳首相が衆参同日選挙の最中に倒れ、急逝するまでの14日間を側近の証言や取材メモから振り返る。やや引用が長いのが気になるも、オフレコとされていた医師団や秘書官の発言が当時の緊迫した状況を克明に描き出している。2017/03/26

TSUJINO Yusuke

0
☆☆☆★2022/03/16

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