出版社内容情報
「歩安感」「好き間」「どこカフェ」……ちょっとした工夫で街やお店に10倍活気がでる。吉祥寺にはなぜこんなに人が集まるのか?
住みたい街ナンバーワンの街の心地よさを、最新のニューアーバニズムの視点から分析し、集客できる街・店作りのためのコンセプトを提案する。キーワードは「歩安感」「好き間」「スケルトン」……。〈ファスト風土〉化する郊外の問題を研究してきた三浦氏が都市デザインの専門家である筑波大学の渡和由助教授と組んで放つ渾身の企画。
内容説明
「住みたい街」No.1!なぜ世代を超えて吉祥寺は愛されるのか?ちょっとした工夫で、街に人が集まり、お店に活気がでる!気持ちいい街・吉祥寺の法則。本書は単なる都市論の本ではない。吉祥寺を考えることを通じて、人間にとって好ましい生活とは何かを考えている。
目次
気持ちいい、吉祥寺
吉祥寺が気持ちいいのは、ワケがある
1 歩ける―エコ路地カル・タウン(歩安感―安心して歩けることが街の基本;格子路―街の中心がわかりやすく、全体の形をつかみやすい ほか)
2 透ける―スケルタウン(角屋―価値ある街角を活かす;借景―風景を貸し借りすると街への愛着が育つ ほか)
3 流れる―キッチンジョージ(昼夜街―ベッドタウンからキッチンタウンへ;思い通り―小さな多数のサブカルチャー ほか)
4 溜まる―すわりコミュニティ(居間―スペース(空間)よりもプレイス(居場所)が重要
どこカフェ―街のどこかにいつでも自分のカフェができる ほか)
5 混ぜる―勝手ーマパーク(混ポーネント―ipodと真空管アンプを組み合わせる;つま先店舗―大きな店舗は小さな店舗で囲む ほか)
著者等紹介
三浦展[ミウラアツシ]
消費社会研究家、マーケティング・アナリスト。1958年、新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業。パルコの情報誌「アクロス」編集長、三菱総合研究所主任研究員を経て、消費・都市・文化研究シンクタンク「カルチャースタディーズ研究所」を設立。家族、消費、都市問題を横断する独自の「郊外社会学」を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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