ツチヤの口車

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163673004
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

「週刊文春」好評連載、爆笑エッセイの単行本化。

目次

舌の章(革のジャケット;試験で分かったこと ほか)
先の章(新型肺炎の威力;いざという時の日本語 ほか)
三の章(欠点を苦にしない方法;お盆の過ごし方 ほか)
寸の章(いつかは終わりがくる;放置したらどうなるか ほか)

著者等紹介

土屋賢二[ツチヤケンジ]
1944年岡山県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。お茶の水女子大学教授(哲学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

33
「世の中は脅しで成り立っている」「同じ目的を目指していても意見は対立する」等々、土屋先生の独断と偏見で出来上がったエッセイ。論理が破綻しているのにその通りだなって思えたり、だから故にばかばかしくて笑えたり、相変わらず楽しい1冊でした。土屋先生の著書で未読のものは残り僅か…ゆっくり味わって読もう。2019/05/18

amanon

3
相変わらずの駄法螺と屁理屈、こじつけ、詭弁の連続で暇つぶしにちょうどいいかな…という感じで読んでいたのだけれど、途中からやはり哲学科教授が書いてあるだけあって、一見下らないだけに見える内容も、ベースにプラトンの会話編が根底にあるのではないか?と思えるようになってきた。いかんせん、それ程プラトンに通じているわけではないから、具体的な指摘はできないけど、深読みすれば哲学的思考やディベートに関する知見がえられるかも?それにしても、毎度のごとく気になるのは、リアル作者と奥さんとの関係。意外に円満だったりして… 2020/07/31

tatakuma

3
お茶大はすごく面白そうな学校だなぁと思いました。2015/11/10

スリーピージーン

3
哲学者のふざけたエッセイ。エッセイは好きではないけれどたまにはいいと思って読んでみた。おかしくて鼻で笑ってしまう箇所がたくさん。鼻で笑ってというのはバカにしているわけではなく、うぬうぬ・・・あるなぁ・・・と共感できそうなところが多いせいだ。ふざけているようで理論的には正しいようなそうでないような。一話ずつが短いのでついつい読み進んでしまった。それにしても挿絵がひどい。2012/10/21

沙織

2
まえがきから笑わせます。 滅茶苦茶なようで筋が通っている土屋先生の理屈に頷いてしまう自分に驚き。 助手さんの天才的な切り返しはまさに神レベル。 何と土屋先生は学部長になられて(何故?) その裏話もまた楽しく、ほろっと泣けます。 土屋先生の本を読むと不思議と心が安定する為、図書館で借りました。 今度は買いますよ、たぶん。。。 2023/01/26

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