子どもの集中力を育てる

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  • サイズ B6判/ページ数 166p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163661506
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C0095

内容説明

集中力のある子は勉強も遊びもよくでき、集中力のない子は何をやっても中途半端で根気がつづきません。もともとの能力よりも、ここぞというときさっと集中できるか、ねばり強く課題に取り組めるかどうかで、学習の成果はまったく違ってきます。集中した状態とは、脳が活性化して高速回転しているときです。実は、そんな生き生きとした脳の働きは、からだから生まれます。―3歳からできる斎藤メソッド。

目次

1 からだが学びの質を高める(エネルギーを学ぶ構えに変える;学ぶ構えとは何か ほか)
2 集中力のあるからだをつくろう(エネルギーは使い切る;集中力の持続するからだをどうつくるか ほか)
3 子どもの中心感覚をつくる(中心感覚の喪失;立てない子ども ほか)
4 パドマ幼稚園の学び(人間性を育てる教育方針;身に刻んで「技」となる ほか)

著者等紹介

斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。2001年、“腰肚文化”の復権を説いた『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)が新潮学芸賞を受賞。暗誦・朗誦を打ち出した『声に出して読みたい日本語』(草思社)が国民的ベストセラーになる。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修も務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiisuke

31
子どものためにも自分のためにも気になるキーワードだった「集中力」。最近ますます大好きになっている齋藤孝さんの著書からピッタリのタイトルを発見しました。「集中した状態とは脳が活性化して高速回転しているとき」この状態を作るための主にからだからのアプローチ法。呼吸すること、姿勢を整えること、少しキツイくらいの負荷をかけること、など、知っているようでもしくみがわかればもっと取り入れやすい、いや、取り入れたくなります。いつもながら熱い読者愛を感じる語りかけに、やはり素直に従いたくなってしまいます。ブームは続きそう。2016/05/14

ねなにょ

6
好きなことをしている時の子供の集中力はスゴイ!やっぱり脳作りには、カラダ作りも重要。子供の能力は無限大。大人がそれらの才能をつぶさないように気をつけなければ。2013/10/06

Humbaba

4
何をするとしても、まずそのやるべきことに集中できるというのは基本となる。また、その基本さえしっかりと出来ているとすれば、ほとんどの物事はうまく対処できるようになる。集中するという状態を理解させるためには、具体的に作業をさせて、実感させることが最も効果的である。2013/06/02

ニッポニア

3
巧く誘導する技術、斎藤メソッドの神髄。一流に触れさせること。歩きながら説教。エネルギーを完全に吐き出せば器はどんどん大きくなる。出し惜しみは罪。2014/07/10

ゆき

3
子供のありあまるエネルギーを学ぶ力に換えるようにうまく働きかけてあげること。 運動、姿勢、呼吸、読書。 緊張とリラックスの振り幅の大きさが人間の器を大きくする事。出来ない状態→出来る状態になるまでのプロセスを味わい、我慢出来る力をつける事が大事。うーん、すごく勉強になった。この方の本、もっと読んでみようと思う。2014/07/02

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