感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
9
山本氏の著書と勘違いで購入し、読みました。「備忘録」「指南録」の法が面白かったのが、ぼくとしての感想です。残念ながら、山本氏の著書の方が、心を打った。また山本氏が書けない人ならともかく、先に挙げた2策を含めて、山本氏のサッカー感が直接、心を揺らしたので、前半の山本氏の生い立ちが終わると、急に訴えかけるものが感じられなくなった。決して悪い出来では無いと思いますが、皮肉な感想です。2014/02/11
May
1
アテネ五輪開幕直前に出版された少し古い本だが、山本氏の理想とするサッカーと、これがどのようにして形作られてきたのかが分かる良書だと思う。これをあの当時に読んでいたら五輪の見方が、より良い方向に変わったかもしれない。彼は、解説ではいつも同じことを言うと批判されているが、ここにもその萌芽(根っこかな)が見える。でも、これって、考えにブレがないことの証でもあると思うんだけれど、どうだろう。2013/02/03