内容説明
古典派から現代音楽の巨匠まで、アルファベット順に、とっておきのエピソードや懐かしき思い出を交えて紹介する人物エッセイ集。
目次
アルベニス―一秒間のキス
バッハ―武満徹さんが最後に聞いた曲
ボッケリーニ―地下鉄サリン事件と『悪魔の家』
ベルリオーズ―五人の好きな指揮者
ベートーヴェン―ぼくが苦手なベートーヴェン
ベートーヴェン―絶対音感
ベートーヴェン―指揮者の鞄持ち
ベートーヴェン―九つの交響曲
ブルックナー―巨匠になる条件
ブラームス―初めて指揮した曲は?〔ほか〕
著者等紹介
岩城宏之[イワキヒロユキ]
1932年東京都生まれ。東京芸術大学音楽学部打楽器科中退。’54年NHK交響楽団(N響)副指揮者となり、’56年N響演奏会でデビュー、’63年N響指揮者に就任。国内の主要交響楽団の他、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなど欧米の主要オーケストラを常時客演指揮し、国際的な演奏活動を行っている。’76年フランスのACCディスク大賞、’87年中島健蔵音楽賞、’88年サントリー音楽賞、’91年日本エッセイスト・クラブ賞、’93年放送文化賞などを受賞。’96年紫綬褒章受章。’02年日本芸術院賞・恩賜賞、’03年日本芸術院会員。現在、NHK交響楽団終身正指揮者、メルボルン交響楽団終身桂冠指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、札幌交響楽団終身桂冠指揮者、東京混声合唱団音楽監督、石川県立音楽堂芸術総監督を兼任
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