内容説明
過ぎゆく時が河ならば、歌はその土に降る涙である。昭和の名曲を綴るエッセイ集、第四弾。
目次
満州娘
高峰三枝子
兄妹心中
昭和枯れすすき
浪曲子守唄
今日でお別れ
東雲節
哀愁列車
アクセントの話
ダニー・ボーイ〔ほか〕
著者等紹介
久世光彦[クゼテルヒコ]
1935年東京生まれ。東京大学文学部美学科卒業。東京放送を経て、79年にカノックスを設立、ドラマの演出を手がける。92年「女正月」他の演出により第四十二回芸術選奨文部大臣賞受賞。93年『蝶とヒットラー』で第三回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、94年『一九三四年冬―乱歩』で第七回山本周五郎賞、97年『聖なる春』で第四十七回芸術選奨文部大臣賞を受賞。01年『蕭々館日録』で第二十九回泉鏡花文学賞受賞
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