武田信玄〈林の巻〉

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武田信玄〈林の巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 442p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784163637501
  • NDC分類 913.6

内容説明

甲斐の領主武田信虎は、狂乱の日々を送り、長男晴信(後の信玄)をことごとく遠ざけていた。またその圧政は民に怨嗟の声をまきおこしていた。晴信は無念の思いを遠駆けと女色にまぎらしていたが、宿将板垣信方らに動かされてついに信虎追放を決意する。甲斐の主となった晴信は信濃に怒涛の進軍をはじめた。諏訪頼重を甲斐に幽閉し、小笠原長時を塩尻峠にほふり、村上義清を砥石城に破った。しかし、この晴信の快進撃を越後では長尾景虎(後の上杉謙信)が互いに天下を望む者として冷やかにみつめていた。