藤沢周平短篇傑作選 〈巻4〉 又蔵の火

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藤沢周平短篇傑作選 〈巻4〉 又蔵の火

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163628400
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

武家の非情な掟と規矩の中で生き、そして死んでゆく者たち。歴史の片隅に葬られた小さな事件を、透徹した史眼で再編成した全六篇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tanaka9999

9
1981(昭和56)年第一刷、文藝春秋の単行本。6編。再読。古い本なので題と副題の登録が逆になっていて再読かわからず。歴史小説。又蔵の火と二人の失踪人が下級武士または庶民の話、逆軍の旗が戦国時代。上意改まる、長門守の陰謀が権力闘争、幻にあらずが長く続く改革の痛みの話。改革派と反改革派の話、今に通じるような話のような気がする。私はこの作者の場合、下級武士や庶民の話が優れているように思う。2025/01/13

Tanaka9999

6
1981年文藝春秋発行のソフトカバー版。藤沢周平短編傑作選(巻四)。6編。『逆軍の旗』のみ舞台が戦国時代。オーソドックスな明智光秀像で本能寺の変前後を描く。他は江戸時代。初期作だけにかなり暗い作品。表題作の『又蔵の火』は壮絶な殺しあいになるまでが無理なく描かれていて面白い。他は時代小説というより歴史小説っぽい。ちょっと無味乾燥という感じ。2020/07/26

ジャズクラ本

0
◎藤沢周平にしては珍しく史実2015/09/01

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