出版社内容情報
曹操、関羽、帳飛、劉備、おなじみの英雄たちは死んだ。動乱の世は魏、呉、蜀の三国鼎立で一応の小康を保っているが……諸葛孔明は魏を討つべく五丈原へ偵察に…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tanaka9999
8
1977(昭和52)年第一刷、文藝春秋の単行本。曹操の死から諸葛孔明の死まで。およそ14年。英雄として中心となる人物は諸葛孔明となる。最終場面から29年で蜀が、31年で魏が、46年で呉が滅亡。呉の滅亡から36年(西暦316年)で西晋の滅亡。作中で諸葛孔明に「諸民族が入り込んでいるから統一は長くもたないだろう」と予言させているが、西晋の八王の乱がなくても、五胡十六国の混乱時代に入ったのだろうか。諸民族が入っていた以上、必然的に混乱時代がきたとも思うが、そうならなかったのではとも。この辺の思考実験は面白い。2022/12/09
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