翔ぶが如く 〈2〉

翔ぶが如く 〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 354p
  • 商品コード 9784163617206
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

征韓論に破れた西郷隆盛は、官を辞して鹿児島に帰った。彼を慕う近衛士官たちは続々と彼を追う。新政府の苦悩は一段と深まった。明治初年を描く大河小説の第二巻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

61
2014.02.04(02/04)(再読)司馬遼太郎著。 02/02 (p007) ◎千絵。 江戸、旗本屋敷、市ヶ谷、“片目屋敷”、富士見馬場。 芦名靱負(ゆきえ)という千石取りの旗本。 明治六年末。 この屋敷の持ち主は、どこにいるのか。 入り込んで、私寮のようにしてしまった薩摩武士。 持ち主不明の屋敷、多かった。 徳川家処分は明治元年五月、大名の地位に落ち、駿府七十万石、俗に旗本八万騎の家臣団、養えない。  2014/02/04

しんたろう

12
この長編小説の叙述的特徴として、「これは余談だが〜 」等々で始まる物語本編から外れた記述が多いようだ。 その余談や枝葉に逸れた部分にこそ、司馬史観が顕著に語られているので面白い。2018/01/12

あけの

4
西南戦争前における天皇の権威の弱さに驚きもし納得もし そうだよね、代替わりしたら、先代のことなんか全く無視された幕末がまださほど遠くないし 明治政府という新たな権力の箔付けにつかっててもまだまだ特に士族において天皇とは唯一絶対ではなかったのだと 近衛でも西郷が下野すればさっさとこぞってやめるって 面白かった 2018/09/18

じゅじゅじゅ

4
征韓論と反征韓論の攻防の途中。2018/02/15

乱読家 護る会支持!

4
征韓論をめぐる、西郷と大久保の対決までを描く。といっても、ほとんどが、余談の連続。なのに、オモロイのが司馬さんです。しかし、明治初頭に、ほんまに朝鮮に攻め込んでいたら、列強から日本はボコボコにされていたでしょうね。。。。知らんけど。2014/04/25

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