出版社内容情報
明治期には子規のような人生の達人といった風韻のもちぬしはありふれて存在していたようにおもわれる。江戸時代の精神遺産が子規の時代ぐらいまで継続していたといえるかもしれず、………
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しーふぉ
19
バルチック艦隊の遠征の様子や明石のヨーロッパにおける反露工作が長く人によっては退屈な巻になっているかも。2018/09/15
Lara
14
203高地を落とせたのは、ひとえに児玉源太郎総参謀長の仕事。その間、乃木希典、伊地知幸介両名に関する記述がない。片や、バルチック艦隊がアフリカ大陸を南下して、極東を目指すに、いろいろな苦労があったことは興味深かった。しかし、その後の後半は、戦術論とか、その背景に関して述べられているが、言葉も内容も難しく、ちょっと我慢の時間でした。 2019/03/21
りゅう
2
203高地の激戦、当時世界最大の激闘奉天会戦、日本とロシアとの戦いは続く2022/07/28
寿里子
2
この1971年度版の著者のあとがきがすべて必見です。2013/03/07
Hiroshi Takeshita
1
ロジェストウェンスキー艦隊御一行様は行く先々で、不幸の連続。この航海は史上最高に面白いと言っても良いかも知れない。誰か、映像化してくれないかなぁ。コテンラジオでも良いなぁ。最近、コテンは笑いが少ない。やっぱ、深井君の語りで無いとダメだわ。ヤンヤンの脱力系と樋口君の変な例え、ムロさんの鋭い解説は、あくまで深井君の引き立て役としての存在がベスト。その上で、彼の独特な笑いのツボ。あれを、このネタで堪能したいなぁ。アレキサンダーの話とか、かなり笑えたんだが。あの頃か懐かしい。2023/03/22
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- 密室蒐集家 文春文庫