出版社内容情報
戦国時代、戦闘のからきし下手な夫を、三代の覇者交代も巧みに泳がせて、土佐の太守に仕立て上げた山内一豊夫人の爽かな内助ぶり
感想・レビュー
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がんぞ
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司馬の主人公としては異例の貞操堅固。狡くはなく愚直。良家から良くできた妻を娶って(情報収集を含む智恵を補う)金十枚の馬、パッチワークの手作業。戦陣で人が変わってガムシャラの勇気により度々の武運(信長に仕え、羽柴秀吉に仕えたのが最大の幸運)。戦闘の映画的描写。大地震で十歳の女児を亡くし日蓮宗から禅宗に転向した。天下取り最後の戦、北條攻めでは念仏を唱えて突撃。妻は天下の形勢を考えるように勧め‥。殺生関白秀次の高野山で切腹と妻女三十人の処刑の場面は新史太閤記では省略。夫婦で「こんなことが続くはずがない」言い合う2014/12/05
(*^▽^*)
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随分前に読んだが…夢中になって読んだ事を憶えている。
アイゼンハワー
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G52014/07/08