出版社内容情報
「はじめて自分の小説を読む読者には、この作品を読んでもらいたい」── 著者自身による新鮮なセレクション。いままでになかったはじめての試み。各巻末に「私はなぜ、この作品を読んでもらいたいか」を著者自身が書き下ろしたメッセージを掲載。
シドニーのグリーン・ストリート
カンガルー日和
鏡
とんがり焼の盛衰
かいつぶり
踊る小人
鉛筆削り
タイム・マシーン
ドーナツ化
ことわざ
牛乳
インド屋さん
もしょもしょ
真っ赤な芥子
緑色の獣
沈黙
かえるくん、東京を救う
★『はじめての文学・全12巻』 ~シリーズ・コンセプト~
若い読者たちにも小説の面白さ、楽しさを伝えたい── 現代を代表する人気作家12人が、「まずはこれから読んでほしい」と、心をこめて自ら厳選したスペシャルな短篇アンソロジー=「はじめての文学」。ふりがなを多くした読みやすいページと軽快な装丁が、あなたを当代一流の文学世界へいざない、現代文学を親しみやすく、身近なものにする。
■村上春樹(2006年12月刊行)
■村上龍(2006年12月刊行)
■よしもとばなな(2007年1月刊行)
■宮本輝(2007年2月刊行)
■宮部みゆき(2007年3月刊行)
■浅田次郎(2007年4月刊行)
■川上弘美(2007年5月刊行)
■小川洋子(2007年6月刊行)
■重松清(2007年7月刊行)
■桐野夏生(2007年8月刊行)
■山田詠美(2007年9月刊行)
■林真理子(2007年10月刊行)
内容説明
小説はこんなにおもしろい!文学の入り口に立つ若い読者へ向けた自選アンソロジー。
著者等紹介
村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年、京都生まれ。早稲田大学演劇科卒業。1979年『風の歌を聴け』で群像新人賞を受賞、82年『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞、85年『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、96年『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞、99年『約束された場所でunderground 2』で桑原武夫学芸賞を受ける。2006年、フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短篇賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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