出版社内容情報
女子100%の濃密ワールドで洗礼を受けた彼女たちは、卒業後も独特のオーラを発し続ける。文化祭や同窓会潜入も交え、知られざる生態が明らかに。LOVE女子校!
内容説明
女子一〇〇%の濃密ワールドで洗礼を受けた彼女たちは、卒業後も独特のオーラを発し続ける。インタビュー、座談会、同窓会や文化祭潜入などもまじえ、知られざる生態をつまびらかにする。
目次
第1部 女子校ワールドへようこそ!(女子校タイプ別図鑑;女子校イニシエーション;女子校をめぐる男たち)
第2部 「女子校育ち」その後(女子校っぽさって何?;女子校育ちの男選び;「女子校育ち」その後)
著者等紹介
辛酸なめ子[シンサンナメコ]
1974年東京都千代田区生まれ、埼玉県育ち。漫画家、コラムニスト。祖母、母、妹が全員女子校出身という宿縁の女子校一家に育ち、自然な流れで女子学院中学高校に進学、女子校ライフを満喫する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
104
女子校あるあるという感じで面白かったです。女子校出身なので、妙に頷けるところもあり、かなり共感できました。特徴がかなりデフォルメされている感はありますが、そこが笑えます。結構お嬢様系の紹介が多い印象で、未知の部分も結構ありました。でも、大方女子校ってこんな感じだよなとは思わずにはいられません。女子校ならではの力がわかる本だと思います。2016/06/09
美登利
83
田舎に住んでるので、私立の女子中学高校が近辺に無いし、もちろん知り合いが居ないので、この本に当てはまる人たちを知りません。なめ子さんや酒井順子さん、中村うさぎさんなどの著書を読む機会が多いと、何となくそんな感じは受けるなとは思います。特に深窓の令嬢なんて見たことすら、想像すら出来ないのですが、そんな人たちが共に学ぶ学校が本当にあるのだな思うとちょっと覗いてみたい気持ちが沸きました。公立の共学校にしか通っていない者として、女子だけの世界6年間は濃厚過ぎました!データが古いので今はかなり違うのかもね。2016/02/28
ひめか*
65
新書だがとても読みやすく女子校出身者には勧めたい!特に女子校タイプ分けが的確で面白い。私も女子校出身なので、共感できることもあって楽しんで読めた。確かに女子校は卒業してからもっと好きになるものだと思う。後半は男女交際の話がほとんどだったが、その辺りは私には当てはまらないことばかりだった。男子校文化祭も行かないし彼氏もいなかったし下ネタ話さないし。でも私の周りの友達ではそんな子もいたなという印象。思春期という時期を異性と離れて過ごすことは逆に良かったのかも。女子だけの団結力と絆は共学女子には負けないだろう笑2014/10/01
ゆかーん
61
これを読んでいるということは、ズバリ私は女子校育ちなワケです。当時を思い出しながら、とても懐かしい気持ちで読むことができました。しかし、ここに出てくる女子校の生徒は、かなりマニアックだと思います。犯罪スレスレの行動や男女交流の乱れなど、私が女子校の時は想像もしなかった事がたくさん書かれていました。ちょっと誤解が生まれそうな内容に不安に感じます。真面目に楽しく生活していた女子がいた事にも触れて欲しいです…。共学も女子校も良さはそれぞれ、何事も決めつけてばかりではなく、柔軟に人を見る目を養いたいものです。2016/12/27
さおり
57
私は田舎の中高一貫女子校出身です。この本では東京の女子校についての考察(とか言うほどのものでもないと思うけど)がなされているため、全然ぴんとこないこともたくさん書かれてた。と思いきや、あるある過ぎることが突然出てきたりもしました。そもそもこの本って、女子校育ちな人しか手に取らないんじゃないかな。共学だった人や男性が読んでも、ちっともおもしろくない気がする。この本にも書いてあったとおり、私も今となっては女子校出身で良かったと思う。変な伝統、儀式、習慣も、今となっては懐かしいしネタにもなるし。2018/06/27