いいのかこれで―考えるヒット〈6〉

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  • サイズ B40判/ページ数 290,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163597102
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

目次

JANUARY FEBRUARY MARCH(HYDEの新作はあくまで子供相手の商品なのか?;逃げ場のない歌姫二人の対決で気付いた「あゆ=TK」 ほか)
APRIL MAY JUNE(状況にしらふだった事が奏功。上原多香子は完全に脱皮した;NUMBER GIRLにGSの香りがするワケ ほか)
JULY AUGUST SEPTEMBER(粛々と仕事をした坂本と自然体の甲本に違和感はないが…;『亜麻色の髪の乙女』にカヴァー物の大いなるヒントが ほか)
OCTOBER NOVEMBER DECEMBER(“悪くはないんだけど…”バンド解散後のTAKUYA;岡村と卓球のコラボは一緒に一冊エロ本作った感じ ほか)

著者等紹介

近田春夫[チカダハルオ]
1951年2月25日、東京都世田谷区生まれ。幼稚舎からの慶応義塾を大学で中退、75年に近田春夫&ハンヲフォンとしてデビュー。80年代以降はBEEF、ビブラトーンズなどを率いて時代の先端の音楽を生み出すかたわら、俳優、タレント、ラジオDJ、CM音楽作家、作詞家、作曲家、プロデューサー、そして歌謡曲評論家として独自の批評的スタンスで活躍する。86年にはプレジデントBPMを名乗って日本語ラップの先駆者となり、88年には人力ヒップホップ・バンドのビブラストーンを結成し、精力的に活動。そして、97年からはソロとしてAFROMIX、NO CHILL OUTなどの名義でゴア・トランス・テクノのシングルを次々と発表している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りり

4
いろいろ書きたいことはあるけれど、宇多田ヒカルと倉木麻衣に関して、デビュー当初二人はライバルだ!みたいな扱いがあり、そのことがどうにも違和感を感じていた。私の耳にはまるで違って聴こえていたので、???だった。年が近いとか以外は、声の質とか発声法などは、まるでかぶってない。この本で違いが明確に書かれていて、納得。それから著者である近田さんのM-FLO、タカハシタク推しが嬉しい。2014/09/14

ビーフハート

0
相変わらず巧みな評の数々。個人的にはミスチル人気の分析が最も印象深かったですね。2017/01/01

ゆめたがえ

0
音楽は殆ど聴かないし、音楽用語はわからない。でも面白く読みました。2016/09/07

寺基千里

0
「考えるヒット」シリーズをようやく読了。やはり、音楽を語る上でこの文体は是非とも手に入れたい。専門用語に偏り過ぎず、それでいて作り手としての目線も忘れない。「そうか、作り手側から聴くとそんな風に語れるのか!」という発見が沢山あった。 時に、「そんな切り口から語り始めるの?」と不安になりつつもなんだかんだで上手くまとめてしまう文体も憧れる。要は、軟らかさと固さが絶妙な塩梅で配置されているなーと思う。だからこそ、思わぬ場面で核心をついた考察には驚かされる。ここを目指して書き続けていきたい。2019/11/04

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