内容説明
フランス代表戦で感じた世界とのレベルの差、怪我との闘い、日本代表でのポジションをめぐる葛藤、海外移籍への焦り、ワールドカップ出場メンバーに選ばれなかったこと、レジーナでの活躍…。
目次
第１章 衝撃―フランス戦惨敗から始まった悪夢
第２章 戦線離脱―ベッドで考えた自分のスタイル
第３章 焦燥―海外移籍組との差
第４章 復活―１年ぶりの日本代表復帰
第５章 ラストチャンス―定数２３の椅子を巡る最後の戦い
第６章 リスタート―落選を乗り越えて
著者等紹介
佐藤俊［サトウシュン］
１９６３年、北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、ハワイへ留学。出版社勤務を経て、９３年にスポーツライターとして独立。「Ｓｐｏｒｔｓ Ｇｒａｐｈｉｃ Ｎｕｍｂｅｒ」をはじめ、各種雑誌に寄稿し、スポーツ紙に連載コラムを持つなど幅広く活躍中。サッカーをはじめ各種スポーツ選手との親交が厚く、独特の視点で選手の内面を描くスポーツノンフィクションには定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバメマン★こち亀読破中
17
トルシエ監督の構想から外れ、2002年のW杯の選考に漏れた中村俊輔は、そのような状況でも、怒ったりモチベーションを下げたりせず、自分を磨き、信じる道を進んだ。その後の海外での活躍などはご存知の通り。まさにどん底からリスタートするまでの苦悩を追ったノンフィクションです。彼に多くのファンがいたことに納得。（本に書いてあることが本当ならば）トルシエは随分エキセントリックな人だなぁ。2023/10/21
Ken05
1
松田直樹を描いた『闘争人』を急遽読み始めたのと同じ理由で再読。レッジーナ移籍までのことが記されている。自分が何故、彼を応援しているのか改めてわかった。ここで描かれた「リスタート」から８年、彼は再び横浜に戻ってきた。2010/03/24
湘南☆浪漫【Rain Maker】
0
トルシエの件は同情する…。2015/07/19
ryo_naka
0
2001年からW杯後ぐらいまでの俊輔を追った連載をまとめたもの。レッジーナに行くまでのことが描かれているが、やはり知りたいのはそれ以降だよなとは思う。 それに途中にあったレアルからのオファーってどこいったの？？というのが謎。 あと、この頃からマリノスって迷走してるんだなってのも率直な感想。2014/10/15
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