平成新選百人一首

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163582801
  • NDC分類 911.104
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、上古から今に至る二千年の間で、人々に親しまれてきた秀歌を選び抜いた。百首を選ぶに当つては、よく知られてゐるもの、歴史との関はりが深いもの、語調のよいもの、わかりやすいものを優先している。

目次

記紀・万葉の時代(八雲立つ出雲八重垣妻篭みに八重垣作るその八重垣を(須佐之男命)
さねさし相模の小野に燃ゆる火の火中に立ちて問ひし君はも(弟橘姫)
秋の田の穂の上に霧らふ朝霞いづへのかたに我が恋ひやまむ(磐姫皇后) ほか)
平安・鎌倉・室町・江戸の時代(ほのぼのと明石の浦の朝霧に島隠れ行く船をしぞ思ふ(小野篁)
つひにゆく道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを(在原業平)
思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを(小野小町) ほか)
明治・大正・昭和の時代(あさみどり澄みわたりたる大空の広きをおのが心ともがな(明治天皇)
みがかずば玉も鏡もなにかせむ学びの道もかくこそありけれ(昭憲皇太后)
夢の国燃ゆべきものの燃えぬ国木の校倉のとはに立つ国(森鴎外) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

1
平成の百人一首。古今の短歌を集めている。最初の8人は、小倉百人一首とかぶらない。 須佐之男命、弟橘姫、磐姫皇后、王仁、聖徳太子、有間皇子、中大兄皇子、天武天皇 半分以降は小倉百人一首が出た後なので、全くかぶっていない。ちなみに最後の8人は 土屋文明、堀口大學、五島美代子、昭和天皇、吉野秀雄、林田美津子、長澤徳治、孤蓬萬里 やや特定の傾向の元に歌を選んでいるかもしれない。 さらに10年後に別の団体が発行した、「今昔秀歌百撰」が,重複しないように歌を選んでいるとのことなので合わせて詠むとよいかもしれない。 2012/04/21

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