内容説明
ビジネス・パートナーを失って九カ月後路上にいた著者の十二年の冬、ストリートの真実について話す。
著者等紹介
ストリンガー,リー[ストリンガー,リー][Stringer,Lee]
1951年、ニューヨーク・ブロンクス近郊に生まれる。TVのニュース・カメラマンとしてキャリアを始め、1976年にマンハッタンへ出る。さまざまな職を経たのち、82年にはCBSレコードやニューヨーク・フィルハーモニックなどをクライアントに持つデザイン・スタジオを設立するまでになったが、身辺の不幸が重なり、やがてドラッグに溺れ、80年代半ばにはホームレスとして生きるにいたった
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
4
ふむ2024/03/08
ぽち
3
ホームレス生活には10年に一度くらいの周期であこがれてしまうときがある。
女神の巡礼者
2
先日読んだカート・ヴォネガット氏の『キヴォーキアン先生、あなたに神のお恵みを』で紹介され、リー・ストリンガー氏との対談も載っていたので、図書館で探して読んでみました。1980年代のニューヨーク。そこで、麻薬に溺れホームレスとして生活していた著者の経験から、当時のニューヨークの底辺の情景が浮かび上がってきて、圧倒されました。ビジネスの街としてサクセスストーリーの舞台でもあるその街で、人間の弱さや差別、社会制度の問題など考えさせられました。40年が過ぎた現代のニューヨークは、どうなっているのでしょうか。2023/09/06
くろひきか
1
引き込む魅力のある本です。 言葉ひとつひとつが素敵で根性も感じる本です。 何年かしたらまた読みたいです。 きっと違った読み方ができそうです。