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内容説明
在韓日本人学者と翻訳家が、“韓国版トンデモ本”を本邦初紹介。
目次
第１章 韓日対決けったい小説（『ウイルス朝鮮出兵』（戦争）
『１９９９韓日戦争』（戦争）
暴走族・ヤクザ・浪人・右翼が跋扈する日本 ほか）
第２章 韓日歴史けったい本（檀君神話とは？；『大朝鮮帝国史』（歴史マンガ）
『古代朝鮮と日本の歴史』（民間学者学説総集編） ほか）
第３章 その他の日本けったい本（『ハンソル・サバイバーが日本を行く』（旅行記）
『日本はない』（日本こきおろし）
『韓半島改造論』（日本ほめごろし） ほか）
著者等紹介
野平俊水［ノヒラシュンスイ］
１９６８年北海道生まれ。天理大学朝鮮学科卒業。韓国・全南大学校大学院国語国文学科博士課程卒業。文学博士。同大講師。本名の水野俊平で韓国初の日本人出演者として、バラエティなどテレビ番組に出演中
大北章二［オオキタショウリ］
１９６８年香川県生まれ。天理大学朝鮮学科卒業。大学在学中の９０年に、運輸省通訳案内業朝鮮語試験に最年少で合格。社会派パロディー小説家を志しながら、韓国語観光ガイドとして約二五〇〇人の韓国人を案内、司法通訳・法廷通訳として、二五〇件余りを担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
臓物ちゃん
8
１０代の頃に真っ盛りだった嫌韓ブームに結構ヤバい領域にまで踏み入れてた時があったけど、なんとかダークサイドに堕ちずにすんだのは『トンデモ本の世界』シリーズで山本弘先生が紹介してた本書を読めたおかげだ。韓国のトンデモ界隈を全て知ることで……胡乱な知識に惑わされずにすむ！トンチキ極まりない理由で自衛隊が再度半島に侵略してくる架空戦記、帝国日本から精神を受け継いだブッ飛びウリナラ起源説、それらを偏見差別なしに丁寧に紹介してくれる一冊。確かにトンデモだが日本のトンデモ事情も似たようなもんなのだ。オススメ。2021/08/03
がんぞ
3
ハングルでしか読めないトンデモ本二十数冊を紹介し突っ込みを入れた本。日本でも戦前に日米戦を描いた仮想小説は多かったが、韓国は北と対峙している現実から目を背け対日憎悪培養。仮想戦では自衛隊がいきなり竹島を占領するというようなプロットがほとんど。併合も本当は平穏に行われ順調だったのを(威張ることが出来ず主観的には“過酷な支配”された)両班の腐った根性が僻む。誤認からか成功体験の無いコンプレックスからか竹島を返却の可能性のあるICJ提訴応諾など思いもよらず、いわゆる『従軍慰安婦』問題も解決を望むより憎悪の快の種2012/10/22
やまぷー
2
出展が流石に古いや 新しい「けったい」本知りたいなぁ。 「けったい」時代劇は沢山あるんだけど どの本にも割と共通なのは、日本女性の扱いが酷い、在日半島人は２級市民扱い 適は、ヤクザと右翼 南北合同での攻撃 太陽政策時代の作品が多いからしょうがないかな？ 日本にも半島が敵になる小説があるものの具体的な国名が出てきてるのは知らないや。 半島有事小説って何がある？2014/02/01
Gen Kato
1
笑いきれないやりきれなさは残るものの、「イチ、ジュウ、ヒャク、セン、ヨロズ」にはやはり爆笑をおさえきれず。2013/10/01
