MIYAKO―英国ロイヤルバレエ団の至宝・吉田都の軌跡

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 134p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784163577203
  • NDC分類 769.1
  • Cコード C0095

内容説明

バレエ界の最高峰英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルをつとめるバレリーナ、吉田都。ロンドンで撮りおろしたオンステージとバックステージの写真と、現在の地位を築くまでを本人がはじめて執筆した自伝的エッセイで綴る珠玉の写真集。初公開のリハーサル風景など写真約百十点収録。

著者等紹介

吉田都[ヨシダミヤコ]
バレリーナ。英国ロイヤルバレエ団プリンシパル。1989年にヨーロッパで活躍する日本人ダンサーとしての功績が認められて第2回グローバル賞受賞。1991年に英国における『ダンサー&ダンサーズ』誌の読者投票でダンサー・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。1993年にローザンヌ国際バレエコンクールの審査員をつとめる。1995年に中川鋭之助賞受賞。1996年に第22回橘秋子賞「優秀賞」受賞。1997年に文化庁の芸術選奨新人賞受賞。2001年に芸術選奨文部科学大臣賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

34
写真が豊富で舞台袖、開演直前、終演後もありました。中学生の時に不整脈が出ていて、呼吸が苦しくなった時もあったと知り驚く。ダンサーに怪我はつきもの。歩くのもやっとの時に出会った矢沢先生の教えで、自分にとってのバレエとはを深く考えるようになる。ローザンヌでのスカラシップで最初はアメリカを希望していたが、イギリスにしたことが今の都さんを作ったと痛感。英国ではバレエダンサーは国家公務員!怪我の治療から有給、残業代等々の補償だけではなく、ダンサーを諦めざるをえない人には第二の人生の道も用意!国が育て守ってくれる。2022/02/07

FUU

7
つだけんさんの写真集見て色々写真集眺める祭。当たり前ですがバレエって客は本番だけしか見られないんですが私は本番よりもリハを見るのが大好き!バレエに限らず舞台の真髄って稽古場にあるんじゃないかなと思うんです。都さんの素の笑顔は素敵ですが真剣な顔をしてる所が一番好きかな。指導を受けてる時の目が本番の時や他で見る時とは全然違って、貪欲に吸収するぞ!ていうある意味動物的とも言えるような瞳に見えて目が離せなくなる。一瞬を切り取る写真には言葉なんて1つもないのに物凄く雄弁でフェア。美しく生きてる人はどんな姿でも美しい2015/08/20

FUU

6
5年ぶりぐらい?に再読。写真は言わずもがなですが、都さんの幼い頃からロイヤルバレエでプリンシパルになるまでを自身の言葉で振り返るエッセイが素晴らしすぎる。初読の時には目から鱗がダーッと落ちた覚えが。ものの考え方に関する教則本みたいになっているので、今でも時々読み返して自分の思考法を整理して確認します。彼女の飾らない言葉と真摯に自身と向き合い闘う気持ち、そして周囲への感謝。それが自分にはとても快適なのだと思う。周囲への感謝は忘れがちだけど、一番忘れたらダメなものだなー。。2014/04/03

ぱっせ

2
10年ぶり位に読み返しました。とても勇気をもらえる本です。私にとって宝物のような本かもしれません。2013/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/715640
  • ご注意事項