日本と日本人に深い関係があるババ・ターニャの物語

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163576909
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、闇夜をひたすら手探りで歩いたサハリン・コリアンたちを描いたノンフィクションである。

目次

函館発ユジノサハリンスク行き
われらがウオトカ2000
現代の山丹貿易
チェーホフはなぜサハリンに来たのか
朝鮮からカラフトへ母子四人の決死行
九州筑豊のオモニ
八年間のサハリン放浪
「国境を越える恋」という事件
父の落盤事故、母の病気
パン工場の初恋〔ほか〕

著者等紹介

奈賀悟[ナガサトル]
1960年9月4日、北海道生まれ。岩手大学人文社会科学部(ロシア語専攻)卒業。86年、朝日新聞社入社。釧路(北海道)をふりだしに、札幌、名古屋、津、大牟田(福岡)、いわき(福島)を経て、2001年から太田支局(群馬)勤務。札幌で「炭坑」と「サハリン」というテーマに出会う。大牟田には四年間暮らし、三井三池炭坑の閉山を取材した
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感想・レビュー

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遥かなる想い

97
サハリン・コリアンの20世紀を描いたノンフィクションである。残留朝鮮人とサハリン南部の 風景が丁寧に描かれる。 過酷な運命に 耐えながら、戦中・戦後を 生き抜いた 女性たち…ターニャの人生を通して、 この時代の不条理な人間模様が蘇る… ロシアの影がひどく不気味なノンフィクションだった。 2023/01/15

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