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北朝鮮はるかなり―金正日官邸で暮らした20年〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 311p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163571706
  • NDC分類 929.16
  • Cコード C0098

内容説明

北朝鮮のトップ女優だった妹は金正日に見初められて妻に、姉は家庭教師として官邸入り。官邸で見た金正日と息子正男の知られざる素顔。やがて妹は精神を病んで入院。両親は憤死し、姉は自らの子供のあとを追って平壌を脱出するが、最愛の長男はソウルで狙撃され死亡!分断された朝鮮半島に翻弄された知識人一族の波瀾に満ちた受難の記録。

目次

第3部 待ちうけていた運命(「トンムの出身成分は進歩的地主だ」;金正日のありがたい忠告;「忠誠病棟」と化した国;宣誓の集い ほか)
第4部 金正日官邸で見たもの(正男の家庭教師として;ただひとりの友だちもなく;金正日とのたった一度の対話;ジュネーブ行きの大部隊 ほか)
第5部 苦悩の末の決断(十月の元山海水浴場;金正日が激怒した!;取り消された制裁;足のつめがはがれるほどに ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Wanibe

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上巻に続き、金正日の家族として官邸で暮らすことになった作者家族の生活と、脱北までを描いた作品。数奇な運命はまだ作者の中で消化されきれていないのか後半はためらいながらの文章で少々読みにくいがその分リアルである。全ての解決を南北統一に求めるのはお門違いだと思うが様々な政治的背景を思うと仕方のないことなのかと思う。作者の苦悩はたとえ南北統一が実現されたとしても昇華はされないと思う。息子を失った母親というのはそういうものだと思う。韓国政府の介入無しでかかれたという本書は韓国版と一部異なるとのこと。2010/09/01

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