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バラの回想―夫サン=テグジュペリとの14年

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163567402
  • NDC分類 950.28
  • Cコード C0098

内容説明

“サン=テグジュペリ生誕100年”に沸くフランスを騒然とさせた妻の遺稿。いま明らかにされた「星の王子さま」の知られざる素顔と私生活。

目次

マッシリア号の少女
電光石火のプロポーズ
飛行場での婚約式
百ページのラブレター
市役所でのハプニング
ジッドに嫌われる
アゲーの城砦で
『夜間飛行』が完成して
「砂漠の少女」との一夜
パイロットの妻〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スイ

8
「星の王子さま」の高慢なバラのモデルとも言われるサン=テグジュペリの妻が、夫との壮絶な結婚生活を語ったもの。 最近まで知らなかったのだけど、妻コンスエロは悪妻として有名で、サン=テグジュペリが行方不明になった後、存命の妻について語らず無視していたようで、それに対してコンスエロが反撃として発表したよう。 いやもうすごい愛憎劇。 サン=テグジュペリ本人について、これまで私は正直あまり関心がなかったのだけど、「星の王子さま」から聖人的イメージを勝手に作り上げているのをよく見かけていたように思う。2017/04/26

ミカヅキカゲリ

2
コンスエロとアントワープ(・ド・サンテグジュペリ)の愛情に打たれた。薔薇の存在を知ったことによって、「星の王子さま」がさらに耀きを増すだろう。2013/08/08

どさんこ

0
長大なラブレター。「星の王子様」を描く人と、妻に苦渋の思いをさせる男とがどうしても重ならない。彼は本当にコンスエロを愛していたのだろうか?それとも、コンスエロは彼を独占したいだけの我儘な女性だったのだろうか?この本はコンスエロの言葉だから、どこまでが本当の彼女なのかは分からない。しかし、彼女が苦悩していることは伝わってくる。真実をもっと知りたい。2017/02/16

やぎ

0
離れられないほど好きって、きっとこういうこと。お互い浮気を何度もして、酷い態度を取り合って、苦しんで、それでも離れられない。離婚を選ばない。著者の視点から書いているのだから、もちろん彼女の主観的な批判もあるだろうけど…。でも、酷い仕打ちを受けたのは事実だろうと感じられた。サン=テグジュペリは聖人君子ではなかった。一人の人を本当に好きになるって、これだけの覚悟がいるのだ。2016/02/23

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