偽善系―やつらはヘンだ!

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163566009
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

何でも学校のせいにする人権ママ、傍若無人な携帯電話、無法が罷り通るインターネット、“国民の敵”郵便局等々、周到な調査・取材と緻密な論理構成によって「『買ってはいけない』論争」に火をつけた気鋭の論客が、この国に蔓延する「偽善系」を撃つ。

目次

第1章 怒れ!日本人(人権ママと引きこもり;うるさいぞ、携帯電話 ほか)
第2章 教育偽善者の正体(私学の民営化を;偏差値追放の幻影 ほか)
第3章 少年にも死刑を(遺族を怒鳴りつけた裁判所;最も刑罰が軽い国 ほか)
第4章 裁判がヘンだ!(裁判官の殺人感覚;お役人はどこへ行く ほか)
第5章 さらば二十世紀の迷著たち(混迷深める精神医学;それはただの思考停止だ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッピー

8
少し前の本なので今読むと古いところもある。人権ママはモンスターペアレントとなり、傍若無人な携帯電話は少し落ち着いてスマホでメールやLINEが増え、裁判員制度が導入された。今、このタイミングで読んでよかったと思ったのが、文科省と私立大学の関係について。“狭い専門縄張りに拘泥してしまうと、独善性と既得権確保のために、一方で威圧的になり、他方で自己防衛的になる。 簡単にいえば「やつら」は、偉いとみなされているものや組織に媚び、生身の人々を無視する。偽善系に特徴的なことは、二重規範(ダブルスタンダード)である。”2017/05/28

1
責任をとるというのがいかにしんどいものかを学習させるのが、おやの唯一最大の仕事、このしんどさを教えられないと、そんなものか、という人生観を子に与えることになる。責任を果たさなくても、約束を守らなくても、リスクを賭けて裏目に出たときも子を甘えさせる親たちの続出が、日本を病ませている。φ(._.)メモメモ2020/01/29

すいか

1
なんか自分が納得できないものを偽善というレッテル貼って切り捨ててるだけのような部分も。2011/05/20

ゆき

1
何冊かまとめて読んでいると、話題は違えど日垣さんの筋が見えてくるようですごい。2010/03/14

Y.T

0
☆☆★2016/03/01

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