木炭日和―’99年版ベスト・エッセイ集

木炭日和―’99年版ベスト・エッセイ集

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163555201
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

表題エッセイは村田喜代子さんの作品。木炭は除湿、消臭、浄化作用の効果だけでなく、健康にいいということで、炭に凝っている話

内容説明

正岡子規を看病する妹のことを綴った11歳の小学生、女医の妻を介護する87歳の医師の文章など、感動的なエッセイ62篇を収録する。

目次

収容バスとの競走(楽園の創造(井上ひさし)
スリの話(中西進)
辻つまがあわない(海老沢泰久) ほか)
遠い日へのレクイエム(ある日の小林秀雄(城山三郎)
あなたは寅さんを愛せますか?(阿久悠)
二つの年表の間で(永井路子) ほか)
鳥たちの「失楽園」(蓮如という人(五木寛之)
倉田百三のラブレター(青木正美)
さまざまな大物(阿部牧郎) ほか)
木炭日和(長春の日本人墓地(宮尾登美子)
われわれが「考える葦」でなくなったこと(佐藤愛子)
博奕好き(高橋順子) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tanaka9999

9
1999年第一刷、文藝春秋の単行本。62編。ベテランから素人な人まで。結構懐かしい人の名前も「森繁久彌」とか。全体に日常を書いたものよりも政治的、社会的なものが多いような気がする。いや印象に残ったからそう思うだけかもしれないけれど。2025/06/16

ロバくん

2
プロアマ問わずさまざまな人が書いたエッセイ集。 この本のよいところは、作者の名前に職業が併記されているところにあります。 さまざまな職業や立場、視点で、作家は作家らしく、教授は教授らしく、それぞれ独特の文章で表現がされており興味深かいものでした。 読んでいて、理解しやすいもの、しにくいもの、感動するもの、そうでないものなど馴染みの分野、表現があることが分かり、そこも面白かった。 なかで特に興味をひいたのは小学六年生の作品でした。 2016/09/17

クニーガ

0
米原万理さん目的で借りた本。いろいろな人の個性に触れて新しい作家さんとも出会えそうだし、過去から順番に借りていこうかと思う。プロアマ問うことなくその年の掲載から選ばれるとはいいものぞろいのはず。2015/06/14

植木になりたい

0
ショートエッセイ詰め合わせ。ほろりとしたり笑ったり変なうんちくがついたり・・・年も職業も様々な人の色々なものが詰まってます。大好きなお爺さんが死んで小屋で静かに涙を流す愛馬の話と警察に捕まった男すら和ませてしまう可愛いおまわりさんの話が印象的でした。2008/08/03

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