出版社内容情報
周囲からは怠けやさぼりとみなされることもある非定型うつ病。診断から最新の薬物療法、生活療法を第一線で活躍する医師が解説。
内容説明
「わがまま」「なまけ病」と誤解される非定型うつ病。理由のない強い不安におそわれるパニック症。病気を悪化させないための薬物治療、生活療法のすべて。
目次
第1章 「わがまま」「なまけ者」と誤解される「非定型うつ病」4人のケース
第2章 非定型うつ病とは、どんな病気か
第3章 なぜ非定型うつ病になってしまうのか?
第4章 非定型うつ病とかかわりが深い病気、似た症状のある病気
第5章 非定型うつ病・パニック症の診断と治療
第6章 毎日の過ごし方に回復のポイントがある
著者等紹介
貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
1943年名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。マックス・プランク精神医学研究所(ミュンヘン)留学。岐阜大学医学部助教授、自衛隊中央病院神経科部長をへて、現在、医療法人和楽会なごやメンタルクリニック理事長、心療内科・神経科赤坂クリニック理事長、横浜クリニック理事長、パニック障害研究センター所長、京都府立医科大学客員教授(神経精神医学)。長年にわたりパニック障害に関する治療・研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
4
自分自身は非定型うつ病ではなくて双極性障害なのだが、同じうつ系列の病気と言う事で、共感できる部分もあり。 ただ、非定型うつ病の場合、症状が極度になると、かなりパーソナリティ障害に近いような症状を呈してしまう事もあるとの事で、元カノがパーソナリティ障害だった事もあって、簡単な病気では無いのを熟知しているだけに、非定型うつ病も安易に考えてはいけないな、と思いました。 支援法としては、共感をベースとした受容姿勢と同時に、仕事や勉強を、健康な人と同じようにこなしてもらう事が、非定型の場合は、重要になるそうです。2019/08/20
桃の種
3
同じ著者の本を以前読んだが、それの焼き直しのような内容。ほとんど得られるものが無くて残念。2020/01/27
月と星
1
★★★基本的なことがわかる。遺伝。非定型うつ病と併発しやすい不安症。パニック症。マインドフルネス・内観法・アサーション。2022/02/15
チトミル
1
①この本を読んだ目的、ねらい 非定型うつ病と診断されて、病気について詳し知りたいと思った。 ②読んでよかったこと、感じたこと 性格やトラウマも関係しているが、要因ではない。 ③この本を読んで、今から何をするか 生活リズムを整える。 ④3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか 元気ハツラツに過ごしていたい。
HTたまにYN@ぬ 積読消化中
0
分かりやすい。2015/07/27
-
- 和書
- カブトムシ